2022-09-04

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 TBS報道特集金平茂紀キャスター降板

筑紫=多くのジャーナリストの中でも、ニュース番組を中心に独自の主張を貫いた。それにしても70歳をやっと超える生涯は、決して普通ではない。筑紫は自らが認める筋金入りのスモーカーであった。ちょうど20年前、ニューヨーク暮らし筑紫は、当時の米国がなぜドラスティックタバコ抑制に向かったか理解できなかったようで

筑紫「この厳しい喫煙御禁令は、タバコのおいしさを日々知らせてくれる効用がある。我慢を重ねた上の一服の楽しさは、自由に吸える日本で味わえるものではない」

このタバコに対する認識それから20年、禁煙社会に向かう世界うねりによっても殆ど変えられることはなかったようだ。

いくつかの利点。

幻覚作用を持たず、仕事をやりながらでも使用でき、

喫煙者になったからといってすぐに健康を損ねたり死ぬことはない。

飛びきり強い依存性を併せ持っていた。

おそらくアルコールに次いで人類に最も広く用いられたドラッグとなった。

1960年代を境に大きく凋落していく。他のドラッグにはない致命的な欠陥が明らかになったのである。他の薬物にはない「ガンを引き起こす」という欠点が知られるところとなった。

国家のありようを常に独自視点で鋭く抉っていた筑紫が、国のダーティビジネス典型的犠牲者となったこはいささか皮肉

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