2022-07-20

近藤誠の「健康診断は受けてはいけない」って本、全てに賛同出来る訳ではないし、がん検診に関しては受けた方がいいと思っているけれど

少なくともいわゆる生活習慣病に関しては健康診断有害無実で逆効果だろって思っている。

だってある程度年を取れば全ての数値が正常な人なんてかなり少なくなるらしいし

この数値は異常だ異常だ改善しろって突き付けられるのってそれだけでめちゃくちゃストレスになって健康には悪影響では?

仮にやるとしてもせいぜい身長体重視力聴力程度でいいと思うんだよね…血液検査や尿検査って本当にいちいち必要か?

それに医師指導義務付けて生活習慣を変えさせようとしたところで、根本的な労働環境が変わらないのに無理に決まっているのでは?

国民健康を考えたら異常がない時には健康診断は行わず

何かあった時には気軽に医者に行けるようにした方がよくない?

なのに労働基準法には一日から有給の傷病休暇すら規定されておらず、気軽に休めるようになってない。

どう考えても健康診断よりも先に整備すべきなのに。


望ましい健康政策自然健康生活が出来るよう、自炊運動時間お金が使えるような少ない労働時間、高い賃金。良好な職場環境、将来の心配がなくストレスを与えない雇用保障。体調が悪い時には気軽に休めて異常だと思ったらすぐ病院に行けるような休暇制度


現実日本健康政策自炊運動時間お金を与えない長時間低賃金労働自然と不健康になるように仕向ける。劣悪な職場環境不安定雇用によるストレスを与えて精神健康を害する。一応は健康である人間に対して異様に細かい健康診断を行って数値で脅してストレスを与える。一方で体調が悪くなっても簡単には休めず医者にも行けない。


今の日本は望ましい健康政策の、完全に逆をやっていると思うんだよね。

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