オタクだからというのもあるし、表現の自由の必要性を信じているから、参院選では某氏に投票したんだけどもさ。
本当に某氏に投票でよかったのか、というモヤモヤはあるわけよ。選択肢が少ないし、クソの中からマシなの選ぶのが選挙だから仕方ないんだけども。
利益代表者が国政の場にいることの意味はむっちゃわかるんだ。誰かいなきゃ、今後の状況に対応しきれなくなる可能性が高い。山田太郎が54万票もっていった前回の一件で、どれだけ事態の進行を食い止めて、好転したかを思えば、複数人いてくれればどれだけのことに対応できるか。
もともとの経歴、わかる。ロビー活動に長く携わってきた経歴、わかる。どれだけの貢献があったかなんて、言われるまでもない。ただ、どうしても、議員としての素質があるのか、舐められない議員でいられるのかという点で、俺はどうしても、不安を感じてしまうんだ。
俺自身についても自覚があるが、概してオタクってのは言葉が軽いんだ。バッシングを受け続けてきたのもあると思うけど、何かとあると茶化したり、ボケてみたり、曲解して見せたり、ウケをとって笑い飛ばそうという方向にするから。秋葉原で演説する候補者が、アニメネタ突っ込んできて失笑食らってるのの、逆のパターンになるんじゃないか。
議員が、票を持っていても言葉が軽いと思われると、本当にまずい。実際にそうでなくても、選挙前からそうと思われてるだけでまずい。続く候補まで同じく見られたらもっとまずい。
言動の本意、真意がちゃんとあっても、それを相手(特に、鵜の目鷹の目で失言を付け狙ってくるような相手)が正しく受け取ってくれるか、オタクの習性のように染みついている癖を、ださずにいられるか。
本当に俺のただの印象論だし、そうあってほしくないし、ジャンジャンバリバリに国政ど真ん中で丁々発止してほしいのだけど。活動家ではあったけども政治家としてやっていけるのか。