2022-06-30

いわゆる『子育てやす会社』で働いていた時の思い出

育業への名称変更のニュースで思い出したので投稿

数年前に働いていた(退職済)ところは自他共に認める子育てやす会社だった。

しかし、独身の男女の社員、あるいは他社の女性との間に子供がいる男性社員にとっては悲惨環境だった。

特殊事情から産休・育休への代替人員派遣されず、当然残された人間の業務量が膨大になる。

口コミサイトには「しわ寄せが酷い」「逆差別」と頻繁に書かれる始末である

特に20代後半~30代前半の独身(男女ともに)は激務になっていた。

ようやく戦力となる彼らは、しわ寄せに耐えられず多くが辞めて転職していった。

また、他社の女性との間に子供がいる男性社員もやはり、無理な勤務を押し付けられて家庭との両立ができずに少なくない数が辞めていった。

自分自身も辞めた理由として、あまりにも人の仕事押し付けられすぎて耐えられなくなったというところが大きい。

残った元同僚からは今でも辞めたいという相談をされている。

どんなに人が辞めていっても、一応大手なのでネームバリューに惹かれた中途希望者は面接を受けにくるし(一刻も早く人員を補充したいのでそのうちの相当数が)採用される。

実際には中途社員が戦力になるにはしばらく時間を要したりはするが、表面上は人手不足が解消されているので外から見ると大きな問題があるようには見えない。

長々と書いてしまったが、子育てやす会社としての認定をもらった某社の実態はしょせんそんなものである

しかし他社でも似たようなことはあるだろう。

結局、残った人のフォロー体制をどうにかしない限り、育休取得の推進どころではない。

育「業」と言われても、残ってしわ寄せを受ける側からすれば理由はどうあれ会社を「休んだ」人間仕事を代わりに引き受けているだけでしかないのだから

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