・「ベランダの室外機が爆風で壊れた。これ修繕してくれるよね?」→共用部か専有部かを巡って紛糾
・「駐車場も階段もエレベーターも踏み潰されたときの衝撃で半壊か全壊してる。どれから修繕すればいいんだ」→修繕の優先順位で対立→住民投票をしたくても国外退避したオーナー、連絡が取れない住民多数で標準管理規約で定められた合意のための出席数を確保できず→「標準管理規約改定するしかない」「標準管理規約改訂の合意も取れないじゃん」 苦悩する管理組合が描かれる
・「駐輪場と駐車場が壊滅した。まあ大きな被害を受けていないだけマシだよね」→修繕業者の人手、部品不足で修繕に「N年」待ち→「うちは駐車場を使ってない。なんでうちまで駐車場の修繕積立金にお金出さないといけないんですか?」→住民の間で議論 苦悩する管理組合が描かれる
・「うちのマンションもまあまあ被害受けたけど、どうにかなるやろ」→実は修繕積立金がない「借金マンション」でした 「は?修繕積立金がないから一時的に100万出せとか、被災者に言うことか!!!」 「でも、お金がなきゃマンションを復旧できないんですけど……」「そんなんどうにかしろや!」 苦悩する管理組合が描かれる
・「被災から数カ月経ってるんだし、そろそろマンションの隣にあった憩いの場(公園)の復旧進んでほしいですが、(都道府県)は何してるの?」→「そこは公開空地となりますので、管理組合様で修繕してください」→「えっ!?」→「あと修繕するときは(都道府県)の届け出に沿って修繕してくださいね、植えていた木はこれで、遊具はこれですね!」 苦悩する管理組合が描かれる
・「補修工事をする前にアスベストが飛散してないか調査が必要です」「半壊してるのに調査ってなんだよ(怒)」「この調査も時間いただいておりまして、半年ほど待っていただけないかと」「いや、待てないすぐやれよ」「分かりました。それでは怪獣災害による特例措置を使って進めますので、自治体、(都道府県)、国への届け出をお願いします」 苦悩する管理組合が描かれる
・高齢者が中心で判断も決断もできない管理組合。見過ごされた欠陥、全てを丸投げしたヤバすぎる補修工事、二次災害を予想させる形で終劇