2022-02-09

三谷幸喜八重にどのような役回りをさせるかがわかった

鎌倉殿の13人のネタバレになるかも知れないので注意】



2月6日放送回で、頼朝訪問を受けた八重がニヤリと笑い、

その後に頼朝の身を案ずるあまり現夫の江間次郎をアゴで使ってるのを見て、

八重にこの先どういう役回りを担わせようと知ているのかピンときた。

時代考証坂井孝一は、根拠薄弱ながらも、

八重が義時と再婚して嫡男である泰時を産んだという説を推しているらしいので、

三谷がこの説を採用することはほぼ間違いない。

からこそ最初からガッキーはいつも2番めにクレジットされている。

八重は義時にとって叔母にあたるが、叔母上ではなく八重さんと呼ばせて、

八重と義時が血縁であることをなるべく視聴者意識させないように配慮しているのも、

のちにそういう展開になるからである


一方で、泰時が頼朝お気に入りだったことは史実上よく知られており、

元服時は頼朝烏帽子親となって頼時と名乗らせていたのだが、

頼朝の死から一年以内に、なぜか泰時と改名している。

泰時は歴史上では知勇兼備の完全無欠の名将名執権として知られており、

承久の変で京都に攻め込む時の幕府軍総大将でもある。

執権職のとき歴史で必ず習う御成敗式目を制定したのも泰時だ。


三谷はきっと、泰時の真の父を、頼朝にする。

父の伊東祐親を失った八重は、頼朝による庇護希望するものの、

政子の目が恐ろしい頼朝八重の世話を義時に押し付け、二人は外面的には夫婦となる。

しかし、義時を見下している八重は(そもそも叔母であるから)義時に指一本触れさせない一方、

ときおり頼朝が政子の目を盗んで通ってくる。

この秘密を知るのは八重と義時と安達盛長の三人だけ。

そして生まれるのが金剛、のちに元服して北条頼時。

しか頼朝死後、忌まわしい記憶払拭したい義時は泰時と改名させる。

そして成長するに連れ頼朝譲りの名将の片鱗を現す泰時に悩まされるのだ。

そんな流れになるのではなかろうか。

叔母甥が夫婦となって子をなすような話は令和的にいろいろ具合が悪いので

NHKとしてはこの展開の方がなおさら都合がよかろう。



まあ、こんな予想は思いっきりハズしているかもしれんが、

とりあえず2月9日の時点でこんな妄想をしていたヤツがいたということで、書き留めておく。

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