「弟がいる長女は文系を選びやすく収入が低い」きょうだいの組み合わせが人生に及ぼす意外な影響
https://president.jp/articles/-/52455
全くピンと来なかった……。
「「長女・弟」の場合ほど、母親と過ごす時間が増えるだけでなく、女の子らしく振る舞うことを意識するようになります。このため、「長女・弟」の場合ほど、伝統的な性別役割分業意識を持ちやすくなるわけです。」
ってのも、???
そもそも子供は同性の親と過ごす時間が長くなるという前提からして疑問だし。母親は息子、父親は娘を猫かわいがりするってケースの方が多いような。
それに同性の親と過ごす時間が長いと、どうして性別役割分担意識が強くなるんだ。
どちらかというと、異性と過ごす方が性別役割分担意識には囚われやすくならない?父親と娘だと娘が家事を一手に引き受ける場合って珍しくないだろうし。女子校だと女子だけなので何でもやるけれど、共学だと嫌でも男子の目を意識するみたいな。
「具体的に言えば、学業面では理系よりも文系を選びやすく、職業面では男性よりも女性比率が高い職種を選びやすい可能性があります。また、これらの職種は相対的に所得水準が低い場合が多いため、所得もやや低めになっていることが予想されます。」
仮にそれが事実だとすれば、文系の給与が理系よりも低い事や女性比率が高い職種の給与が低い事の方が問題だよね。
「学業面では理系よりも文系を選びやすく、職業面では男性よりも女性比率が高い職種を選びやすい」という、それ自体は何ら問題ではない事に焦点を当ててわざわざ研究し騒ぎ立てるって謎。
少子化が進む先進国において弟がいる長女と妹がいる長女という、そもそも母集団の数自体に疑問のある統計を元に決めつけ結論を出すよりも
それよりももっと大きな問題である、文系の給与が理系よりも低い事や女性比率が高い職種の給与が低い事の方を大々的に取り上げて是正すべきでは?