まず身長。私は159.9センチ。中学3年生で159.9になった時、私は当然160センチになるものだと思っていた。
だが1年経ち、2年経ち、あと1ミリが伸びなかった。
私は神の残酷さを呪った。ここまできたんだからあと1ミリくらいくれたっていいじゃないかクソ野郎。私が何をしたってんだ。
白状するが、大学の七夕に4年間こっそりとどうか身長を160センチにしてくださいと書いていたのは私だ。結局伸びなかったが。何が七夕だ。滅べリア充。
続いてはその大学。私は10年間恋焦がれた大学をわずか0.1点差で落ちた。(補欠だったが回ってこなかった。)得点開示をして分かったことだが、こんなことなら開示しなければよかったと激しく後悔した。
それだけなら良い。同じ大学を2学部とも0.1点差で落ちていた。本当に得点開示なんかしなきゃよかった。
まだまだある。
私は教育熱心な家で育ったので小学校からずっと塾に通っていたのだが、いつでもどこでもつねに上から二番目のクラスだった。
どんなに死ぬ気で頑張ってもすんでのところで上のクラスの基準に届かず上がれないのだ。また小学校の頃は別の某習い事もやっていたのだが最後の試験に永遠に合格できず親に金の無駄だと言われ辞めた。
細かいところでも2番手、ちょっと足りないところを挙げれば枚挙にいとまがない。
私はわりと兄弟が多い方なのだが、幼少期の習い事での成績、部活の成績、容姿(親戚談)、学歴、社会的地位(親談)、ものの見事に全部2番だ。
私は自分で言うのもなんだが、かなり真面目で努力家な人間だと思う。やるべきことはきっちりやる。ハメを外すことはめったにない、というより外し方がわからないまま大人になった。だが、いつだって自分よりちょっと上にいる人は真面目で努力家だけじゃない何かを持っているのだ。
もうそれは致し方ないのかもしれないが、身長だけはやっぱりやるせない。
ちなみに今は某一級の試験に3回連続5点ほど足りずに落ちている。二級までは一発で受かってきているのでもういい加減受かりたい。