2021-11-01

AWSGCP政府向けって一般向けクラウドとは違うよね?

政府クラウド関係コメントについて、企業向けと同じ感覚コメントが多く気になった。

別に詳しいわけではないので想像だが、政府一般人企業視点とは違うだろう。


1つ目は、軍事関係情報を取り扱うか。

米軍企業から購入している武器情報については、同等のセキュリティが求められるはずである

軍事向けの規格に合格しているクラウド業者情報を置くこと」と契約に書かれた時点で、国内企業選択肢ハードルが上がるのではないだろうか。

日本民間企業軍事に関わることを避けていること、規格に合格しているかどうかの判断米国あたりがハードルだろう。

そもそも合格が取れるのか?取りにいったら全部の情報開示しろ米国政府から要求されるのではないだろうか。

一般企業が使っているクラウド領域と、政府クラウドではもちろん分けられているはずで、スケールメリットがないため、政府クラウド価格が高くなると考えるのが普通だろう。

データセンター日本国内にあったとしても、重要な部分は米国企業内で開発、ディスク不良といった手のかかる部分のみ日本国内から人員配置されるが、

日本政府からブラックボックスとならないだろうか。

イージス艦などを購入しているのだからクラウド金も追加で払うのも構わないという話もあるかもしれない。

防衛費がGDP1%を維持しているが、クラウドにかかっている料金は別会計で毎年値上げされるとか、いざ国内クラウド業者に移動となったときデータ移行料をボラれるとか、色々あるだろう。


2つ目は、米国政府から日本政府情報の開示請求があったときに、米国企業は断れるのか?

日本国内データセンター米国データセンターで常にデータが同期されており、米国政府からは丸見えというのは考えられないだろうか。

どうせ米国にはダダ漏れなのだから気にしてもしょうがないという意見もあるだろうが・・・


3つ目は、税金使うならノウハウ持ったほうがいいのではないか

いざというときに言いなりになるだろう。

  • 軍事向けのクラウドなんてすっごく怖そう 何かトラブルが起きた時に本当は制服のミスだったとしても民間がスパイ扱いされ特別拷問室送りとかになりそうだ いっぽうで天下りを受け入...

  • 政府向け AWS や GCP が諜報的に怖いっていうのは理解できるねん。まあ、でも、電子立国を目指すならばクラウドを使ってもセキュアな環境を検証できるのを目指すべきよ。

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