Fランとは言えないけど別にすごくも何ともない大学に通って今は4年生。
一時期単位が少し危なかったけど、3年で取り戻して残すは卒論とゼミの単位のみ。浪人も留年もなくストレートでの卒業見込みだ。
ただ、未だに内定がない。もちろん春~夏にはそれなりに就活もしていた。毎日のようにオンライン説明会を見て、自己PRも必死に考えていた。
しかし、働きたい会社というものは一向に見つからなかった。今思い返してみれば、やりたいことがわからない/自己分析しても何も見えないといった言い訳に終始して就活に熱くなれていなかった。この先の人生40年近くを決める決断が重すぎて直視できなかった。それっぽいことを言いながら逃げ続けていた。
私より成績の悪かった大学の友人は希望業界に内定をもらって毎日のように遊んでいる。
昔から家族ぐるみで付き合いのある幼馴染は国立大学の大学院に進んだ。自分の夢のために研究に励むらしい。
高卒で働きに出た友人は、彼女と車のローンで板挟みになりながらも毎日が充実していそうだ。
自分はどこで間違えたのだろうかと考え続けていた。しかし、それは間違っていた。どこで、というよりも、これまで間違え続けたなれの果てが今の自分だった。咎められない程度の成績を取り続け、何にも熱くなれず22年間生きてきたなれの果てである。
もうどうしようもない。特に大したスキルも資格も持ち合わせていない私がこの時期に就活が終わってないのは、もはや人生が終わったに等しい。頭では行動しなければと思っていても体が動かない。ここで本気になれない自分に絶望している。
ここまで育ててくれた親へのせめてもの償いとしてこれまでの学費だけ返したら死のうと思ってはいるが、恐らくそれすらも本気になれずにのうのうと生き続けるのが関の山だろう。
自分に合った仕事を探すんじゃなくて 探した仕事に自分を合わせるんやで
Uberやれば無職回避できるよ