仕事における男女平等っていうのは「男に履かせていた下駄を脱がす」ことであって「男の履いていた下駄を脱がせて女に履かせる」ことじゃない。
男は嫁と子どもを食わせなきゃいけないからな!多少仕事ができなくても昇進させてやるか!→間違い
最近は男女平等って言っときゃ女子学生からの応募が増えるんだよな!とりあえずお局さんに役職付けときゃいいだろ!→間違い
女は上司に向かないってよく言われがちだけど、じゃあ今までの人生の中で「人の上に立つ者として優秀な男」がそんなにいたか?って話。
そもそも上司として部下のモチベーション上げるのが上手い+本人も仕事バリバリできる+感情的にならない+他人の気持ちに寄り添える……こういうの全部兼ね備えた人間なんて《男女問わず極小数》なわけで。
だからこそ、女だからって理由で切られる現状は変えるべきだと思うんだよ。
もしかしたら「女だしヘラヘラしてて舐められそう」で落とした中に、めちゃくちゃ他人を褒めるのが得意で若手の育成やメンタルサポートに特化した人がいるかもしれない。
「男だし体育会系で根性ありそう」で受からせた中に、大人しい後輩や部下をバカにして精神追いつめて辞めさせるような人がいるかもしれない。
というか、考えていくべきなのは将来を担う世代がどういう上司を望んでるかなんだよ。
メディアでZ世代なんて言われてる子がどういう上司の下で働きたがるか、どういう上司ならそういう子をイライラせずに受け入れて育てられるのか。
ゆとり世代の私が出会ってきた上司の中で一番好きだと思えたのは「今の若い子みんな優しくていいよね。同期の中で蹴落とし合ったりしないし、協調性があっていい」って言ってくれた氷河期世代の女性管理職だった。
下の世代を否定しないで、自分の世代とは違うことをきちんと認められる人。私が頑張れたんだからアナタも頑張れると言わない人。
女だから仕事ができない、女だから人を指導するのに向かない。そういう意見に惑わされることなく、人を長い目で見て育てられる上司に私自身もなりたいと思う。
でもそういう優しい上司のことなんかみんなナメ腐って相手しねえじゃんw
元増だけど少なくともウチは件の女性管理職がいる部署は雰囲気良かったよ。女子社員はおっとり系、男子社員はオタクの子が多くて居心地良さそうだった。パワハラ上司の下ではやっ...