2021-03-13

プログラミングができるようになるタイプとそうでないタイプの違い

コードレビューをずっとやっていると、伸びるタイプかそうでないかが提出してくるコードで分かるようになってくる。

ざっくり

を見る。

コードフォーマット

コードフォーマットで頻繁に同じような指摘を受けるタイプは明らかにエディタコンソールといったツールが使えていない。

人間作業の精度を上げるのではなく、100%の精度で作業してくれるツールやらせれば良い。

些末なミスツールが拾ってくれる方が高速で、正確で、なにより心理的負荷が低い。

リファクタリング機能コードフィックスの提案を有するツールなら学習のペースも上がる。

コードフォーマットで消耗しているようでは、本来重要なはずの作業学習時間が取れないのは自明だろう。

命名

命名を軽視する者は、作業対象となっているコードがどんな責務を負うか、自身の書いたコードの内容すらも完全には理解していない傾向が強い。

(ここではあえてクラスメソッドという表現を避けるが)扱うコードが何をするもので、何に依存し、どこから呼ばれるか。

どういったエラーが出うるかエラーは今のレイヤ対処しておくべきものか、他のレイヤの責務か。

命名にはそういった情報が反映される。英語が苦手?プログラミングで使う語彙なんて極めて少ない。高校生ぐらいのレベル英語ができれば十分だろう。

しろ、先人が少ない語彙でどうやって事物表現してきたかを学ぶべきである

求められるのは正確さと一貫性であり、誰もボキャブラリーなんぞ求めていない。少ない語彙で正確に表現できるぐらいに対象コードを整理しろ

命名がうまくいかないのはお前の英語力が低いからではない。コーディング力か、コードが扱うドメインへの理解が弱いからだ。

というようなことを、心理的安全を慮り10倍、100倍に希釈して伝える仕事をやっている。

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