2021-01-23

テレビドラマを観てテレビ業界に虚しさを覚えた話

何年か振りにテレビドラマを観た。とても面白かった。

しかし、観終わってから虚しくなってしまった。

ドラマの中では大勢役者マスクをかけずに集まり、喋っていたからだ。

一般市民不要不急の外出を控えるように言われ、家の外では常にマスクをかけ、食事ときにもかけるようにとまで言われ、時差出勤だ在宅勤務だリモート会議だと言われている。帰省したいのに出来ない、見舞いに行きたいのに行けないなどという思いをした人も多いだろう。

飲食店槍玉にあげられ、座席数を減らし、検温や消毒などの対応をしてもまだ時短営業要請されている。

それなのにドラマの中では……だ。

役者コロナ感染」というニュースがあっても「でしょうね」としか思えなくなった。

ドラマだけではない、バラエティ番組ニュース番組も同様だ。

申し訳程度のアクリル板を置くだけでマスクをかけずに喋る喋る。

あるテレビ局ニュース番組でキャスターマスクをかけて出演すると絶賛されていたが、違和感しかない。

そこらへんの会社が「これからマスクをかけて仕事します」なんて言ったら「今まで何をしていたんだ」と袋叩きの目に遭うだろう。

また、あるバラエティ番組放送された映像によると、街で知り合いに会った芸能人マスクを外して挨拶をしていた。

マスクをかけずスタジオに集まって政策がどうだという話に花を咲かせる人たち。

テレビ業界は「規制せずにいてくれてありがとうございます」「感染拡大の一端を担って申し訳ございませんでした」と言うべきであって、「感染拡大が止まらないのは政府のせい」などとは決して言ってはいけない

一般市民努力を踏みにじり、高いところから他人事のように物を言うテレビ業界。本当に虚しくなった。

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