増田とはリスクの考え方が違うから、利益の考え方も違うんだな。自分にとっての利益は増田にとっては利益じゃない、それだけだ。
前提として、交通事故が怖いから車に乗らないとは自分も思わない。だが、交通事故に例えるなら、生きて生活することはすでに車に乗っている状態だと思う。交通事故のリスクを下げるために安全運転するのが、コロナのリスクを下げるために自粛するのに相当する。
まず、
若い人はかかりにくく症状が出にくいと言うが、何%かはかかるし何%かは症状が出たり、重症化したり後遺症が残る。自分が当たらない保障なんかない。かかった若い人だって「まさか自分が」と思っただろう。宝くじで5万円当たった事があるので、コロナだって当たるかもしれない。0.02%のガチャが出るまで引き続けて当てた事もある。感染者が増えればガチャ試行回数が増えるのと同じで、コロナに当たる事もあるかもしれない。
また、
自分が自粛することで、感染拡大がわずかに抑制され、自分が感染するリスクもわずかに下がるはずだ。
第1波と第2波が収まったのは、非常事態宣言での行動制限と、お盆休みで会社は休みだが帰省した人は少なかったからだと思っている。増田は違う意見かもしれないが。
大勢が同じ行動をすると大きな効果が出る。今のところ、それなりに大勢が自粛すると、それなりに効果が出ているのだと思う(それでも酷い状況だが)。大勢の人と書いたが、個々人がやっているのは1人が自粛する事だけだ。
だが上記2点はただ、「自分はそう感じる」というだけだ。増田はただ、「そう感じない」というだけなんだろう。
自分が上記のように感じるのは、自粛が苦ではないせいもあるだろうと思う。自粛にデメリットがなくメリットがある。苦だったらまた別の感性で別の理屈をひねり出していたかもしれない。
増田を「自粛してる人にフリーライド」と批判する人もいるかもしれないが、自粛しない人(自粛のメリットよりデメリットが大きい人)はある程度必ず社会に含まれる「織り込み済み」の要素なので、気にしなくていいと思う。
ただ、自粛する側としては、
「フリーライダー含めた社会全体の、感染拡大阻止してんだぜ!老人や病人や、自粛できないエッセンシャルワーカーも、自粛しない選択した人もみんなまとめて俺が守ってるんだ!俺SUGEEEE!」
とドヤ顔を心の中でするくらいはいいんじゃないの、と思っている。
(トラバはしない)