選択的夫婦別姓には賛成だが、別姓の場合の手続きを同姓のそれより1000倍くらい面倒にしてほしい。
そうすれば、同姓を選んだ人たちが、「別姓が選べるのになんで同姓にしたの?(遅れてるね)」と言う人たちに対して、「面倒だから同性にした」と返すことができるから。
選択的は、多様性を認めているように見えるが、そうではないと思う。
「同姓にしたい人は同姓にすればいい。選択肢が増えるだけなら困らないのになぜ反対するのか」
と言うが、実際、選択的夫婦別姓が可能になった時、同姓にすることと別姓にすることは全く対等にはならない。
同姓は古く、それを選ぶ人たちも価値観がアップデートされていないことになるから。
別姓こそ正しく先進的で、同姓は古い価値観に基づくから「間違っている」「遅れている」ことになる。
別姓が序列として同姓の上にいる扱いになる。
専業主婦に「ならざるを得なかった」時代が終わり、女性には選択するものが増えた。多様性だ。多様な選択肢が女性にも与えられた。
でも現実はどうか。
専業主婦を選ぶ女性は、「働けるのに働いていない」ことから、夫に抑圧されているなどと言われ、「遅れている」扱いをされる。
専業主婦という生き方を選んだ女性と、働くことを選んだ女性。どちらを選んでも地位は変わらない。自分の意思で選んだのだから。
多様性を認めるように見えて、実質的に何かを時代遅れに扱っているだけだ。
新しい価値観が生まれると、思想家たちは今あるものを相対的に古いもの・終わったものとして扱う。
働かない女性と働く女性の関係と同じように、同姓と別姓も同価値の選択肢としては存在しない。
正しい価値観は常にひと席しかないから、そこに新しい価値観が座ったら、前にいた価値観は席を譲る。
だから、選択的夫婦別姓を導入するときに、別姓にするのを簡単にしたら、絶対に「同姓にする奴は遅れてる」と扱う。絶対に。
なぜ「選択肢が増えるだけで、同姓にしたい人たちは困らない」などと言えるのか。
あなたは聞かないかもしれないが、別姓にしたことを誇っている人たちは絶対に訊ねる。
同姓にした人を見下す。
選択肢が増える「だけ」ではない。
だから、面倒くささを増してほしい。
どうしても別姓にしたい人は頑張れるだろう。
「古い」価値観でも同姓にしたい人たちは従来の面倒臭さを味わう。
それぐらいしてくれないと、従来のシステムである同姓を選んだ人たちが質問されて、わざわざ相手が納得する内容を提供してやらないといけなくなる。
そんなこと言わない!という人はその意思を大切にしてほしい。でもそれはあなたがいい人だからで、別姓を誇りに思う人たちはそうではない。別姓を選ぶ人にもそうじゃない人がいるということは認識しておいてほしい。
いや公務員の手間増えて支払う残業代増えるだけだから… その残業代分は増田の給料から差っ引くならいいよ
なんで?
公平性を求めるなら 別姓が選択できる法の施行と同時に 現在婚姻関係にある全ての人に 同姓のままか別姓にするか選択させるべきなんよね
いやいや、今日日、他人が専業主婦だろうが共働きだろうが口出しする人はいないでしょう。 あなたが人を属性で判断しているからそう思うのでは?他人のジャッジはしないに越したこ...
ふーん https://anond.hatelabo.jp/20201009232649