今じゃ話題を耳にするのも嫌なくらいだ。さっさと消費者庁コラボしてサ終しろ、そして早く人々から忘れ去られてディズニーの黒歴史としてなかったもののように扱われろ、とまで思っている。
なぜそこまで思うようになったかといえば、ツイステに出てくるとあるキャラの呼び名に原因がある。ほぼ自分語りとなってしまうが読んでいただけたら幸いだ。
私にはかねてよりで推しているキャラがいた。ツイステとは制作会社もカテゴリーも全く異なる別作品のキャラクターだ。
彼はツイステに出てくるような派手な見た目では無いものの、その顔立ちの良さや優しい声、苦しい運命にも負けずにひとつの意志を貫いた姿勢から私は原作完結後も絶えずTwitter等で彼を追い求め続けた。イベントにも絶えず参加した。
検索窓に頭文字を打てばすぐ候補に上がり、それがまるで世界が彼色に染まっているようで見ていて心地よかった。
そんな日常が崩れ去ったのが4月頃。ツイステがリリースされしばらく経った頃だ。
いつものように検索窓に推しの名前とpic.の文字列を入力し実行ボタンを押す。出てきたのは推しの素敵セクシーアートではなくピクチャーとツイステキャラだった。
調べてみるとどうやら一部のツイステファンの間で使われてる呼称と私の推しの名前が被ってしまっているらしい。
そんなこんなで私の推しはツイステッドの海に沈められてしまった。ツイステの爆発的人気の前に私の推しは為す術など無かったのだ。
今では私の推しについて一緒に語り合ったレイヤー仲間ですらも推しの名前としてではなくツイステのキャラクターとしてその文字を利用している。
相反する二つの感情に振り回されながら私は愚かにも画面を縦に追い続けるのだ。
ひとつだけ願うとすれば。
いいから好きなものについて語れよ