その作家さんが見ることは無いかと思うけどご迷惑にならないようフィクションまぜてます。
推しは10年前からあるジャンルなせいか、今みたいにTwitterやpixivとかではなく個人HPメインで活動されている方が多いジャンル。
リンクを飛んでは好みの作家を探して渡り歩く日々を送ってたんだけど、未だに更新続けてる作家さんは3分の1くらいで「ああ、この人も飽きてしまったのかな…」とか思いながら一年前から更新されることのない小説の続きを待って感想を送ってみたりしてた。
そんな細々としたジャンルなんだけど、その中で大好きな小説作家さんができた。
キャラクターがまるで動いてるみたいにイキイキしてて、文章があまりにも美しくて、原作をうまく落とし込んで表現するこんな世界観が作れる人他にいないんじゃないかって思った。
大好きな物語だったので何回も読んでその度に感動して何回も泣いた。
私はその作家さんのHPを毎日見に行って、更新されてたら感想を送るというのが日課になっていた。
原作者の差別的な発言にショックを受けて物語もイラストも、感想を伝える場所もリンクもすべて消してしまっていた。
きのうまであったHPには「閉鎖しました」という文字しかなくて、今までありがとうございました、という言葉すら送れないままパッと消えてしまった。
Twitterやpixivもやってたので見に行ってみると全部無くなっていた。
女性向けジャンルで活動されている方はジャンル移動する度に消したり名前変える、っていうのは聞いたことあったけど初めて目の当たりにして頭が真っ白になった。
小説に罪はないんだからそこは残しておいてほしかった思いはあるけど、作家さんがHPを閉鎖した気持ちを考えるとなにを伝えても重荷になっちゃう気がして…買った同人誌の奥付のメールアドレスを見つめつつ今日も「閉鎖しました」という文字を見にHPをクリックしてる。