この半年でこんなに世界が一変するなんて誰も想像もつかなかった。ちょっとした歴史の転換点にいることは、多くの人が薄々感じている。
新型コロナは他の流感とはあきらかに違う(医学上の話ではない)。確かにインフルエンザは毎年、経済に影響を与えるほどの感染症ではあるが、新型コロナはスペイン風邪やペストと同じく歴史を変えたひとつに数えていいのでは。死者の数では比較にならないが、人類への影響力という点ではインフルエンザ以上であるはずだ。
ところで、新型コロナ対策で本当の意味で成功した国家や自治体があるのだろうか。
日本政府や海外も含め、どこも対策により一定の効果がありつつも、別の側面でダメージを受けているのが現実。やらないよりマシだったというのが本音じゃないかな。
いろんな批評家や素人が各々の自説で、事情も知らない遠くの成功例を挙げながら内閣や首長を批判している。逆に日本政府の対応を絶賛している海外の論評も見受けられる。大抵が当事者でもない外部の人間が、ある一面の成果だけを見て褒め称え、自身が住む地域を非難するパターンだ。
それにまだ半年ぐらいしか経ってない訳だし、短期的・局所的な戦術と長期的・大局的な戦略はやり方も効果も違うでしょうに。
「あなた(新聞記者)も147日間休まず働いてみたことありますか? ないだろうね、だったら意味分かるじゃない。140日休まないで働いたことないんだろう。140日働いたこともない人が...
スペイン風邪はインフルエンザだぞ