「あなたはコンビニまで歩いて行ける地域と、車に乗らないとコンビニがない地域では、どちらの地域を選びますか」(文章を多少改変した。)
とある講師は、このような質問を生徒にするそうだ。本人談である。名前は明かさない。
他の情報無しで考えれば、この2択では、あなたはコンビニが近い方を選ぶだろう。
利益をとるか、不利益をとるかという構図にすれば、利益が出る方を選ぶのに決まっているのである。
仮にコンビニがないというデメリットを踏み潰せるくらいの何かがあればべつの話だ。
好き好んで不利益を被る人は少数派だ。もし、ここが進んで不利益を被る人ばかりの世の中の場合、経済学でいうところの「見えざる手」が働かない世の中であり、それはつまり市場経済が機能しない事を意味する。よく自己犠牲精神が美徳とされるのも、それがある種特異なものだからである。
しかし、この講師からすると、それは「間違い」のようなのだ。だから、そちらの方を選び取った生徒に対して、「(授業の内容が)実感なく終わりかねないから、覚悟して取り組んでね」(文章を多少改変した。)と伝えるそうだ。
この質問を上級生にしていると、先生が伝えた授業で私が考えたのは、この質問に沿って例えると、そこの地域をコンビニがなくても魅力的な場所にすることが大事なのでは無いか、という事だ。
それには、受け手的ではどうしようもなく、担い手として地域に働きかけ、変えていく必要があるのだ。
しかし、「コンビニまでの距離が、」と聞く事で、完全な受け手である消費者的な視点で、生徒たちの考えを先生は縛るのである。先生は生徒を前者を選ぶように仕向けている。
罠を仕掛けて、かかったものには、
「(授業の内容が)実感なく終わりかねないから、覚悟して取り組んでね」という言葉を浴びせると先生は仰っているのだ。
さしずめ後出しジャンケン、”RickRoll”、”YOU JUST GET 〇〇(過去形)” とやっている事は同じなのだ。
なんて性格の悪い卑怯な先生だろう。この件だけで一気に嫌いになってしまった。
ちなみに化物語1期をアマプラで一気見してきたので文章がちょっと影響受けてる感じで恥ずかしい、自らで自らの痛さを感じる。西尾維新に文章力と文章量追いつけるわけがないのになに真似してるんだ俺
まぁだからこそこんなところに書いてるんだけどね
なんの授業なの?
こんな正しい答えがない質問に、ある回答をしたからって圧力をかけてくるの流石に教員としてアレ 「多くの人が徒歩コンビニを選ぶに決まってるけど実は……」みたいなノリだったら...