今年も残り半年を切り、光陰矢の如しの意味をしみじみと感じる。
このイベントに関しては経営者の思いつきで勝手に始まり、職員同士の対立や陰口など様々な問題を引き起こしたがそれらを乗り越え、なんとか開催に向け一丸となった(表面上は)
各職員に仕事が割り振られ掲示の作成や商品の準備などをそれぞれが進めているが当然普段の業務も並行して行わなければならない。
残業が必要になる時もあるが、残業代は出ないのでキャパシティを超える職員も中にはいて、家に持ち帰ったりサービス残業で割り振られた仕事をこなそうとしている。
業務時間内にも作業を行う時間を作れるように、普段より集中して取り組む社員に対して他の職員は口々に「大丈夫か」、「態度がおかしいぞ」、「暗い」、「機嫌が悪いから話しかけないでおく(決めつけ)」などと口にする。
仕事に集中することは悪いことなのだろうか?仕事中もコミュニケーションが必要なのは分かるが、その社員も自ら最低限の発言はするしこちらから話しかければいつもと変わらぬ様子で雑談だって出来る。
普段はよく笑うし冗談だって言う。そんな彼だって集中している時は寡黙になったっていいではないか。
不必要に騒ぎ立てる周りの人間のせいで、彼は無理して雑談をしたりコミュニケーションを取ろうとしているように見える。
色んな人間が集まる職場で自分の思い通りにならないと異端と責める集団圧力が恐ろしい。