まず増田は特段結婚したくない。手続きが煩雑だし、子供をもうけるつもりもないし、一人で十分生活は成り立っているので、同居することになんらの書類的保証は必要ないからだ。でもアンチ結婚主義とかではない。
増田パートナーはフランス人で、両親も事実婚なので婚姻制度に懐疑的で、安定した職があり個人で最長ビザを保有しているので配偶者ビザもいらない。
このパートナーにかなり深刻な内臓の病が発覚した。治療は続けるが、いずれ移植が必要になるかもしれないというので、もしそうなら増田は臓器を提供したい。が、日本ではこの臓器提供するには婚姻した夫婦間でなければならない。
その日に備えて、治療のためにというのを知られずに結婚しておきたい。面と向かって、私があなたの治療のために結婚したいというのは恩着せがましく、正しくないことのような気がするからだ。私なら断るかもしれない。
てなことをずっと考えてもやもやしている。臓器提供の意思があると言ったらすごく驚かれて、そんなことをきみに強いられないと言われたが、今すぐじゃないし考えてほしいと言ったらわかったと言っていた。だが彼は法的な夫婦間でしか移植できないのを知らない。自分の勝手な気持ちでたいして乗り気じゃない相手に時間と手間を取らせるのもなという気持ちでぐるぐるしている。私は長生きしてほしいだけなんだ。
あ、あと、別に日本の結婚制度が〜とか腐すつもりは全くない。あと同性カップルは経験してると思うけど病院とかはわりと一般的には柔軟で、内縁ですと言えば夫婦の関係として情報開示や同意とかの扱いも法的婚のカップルとかもかわりなく対応してくれる。移植を夫婦間に限ってるのもまあわからなくもない、けど自分がそのためにわざわざ結婚するのはなぁ...法的結婚をする気がないのに治療のために結婚するのは広く言えば婚姻制度の悪用なのか?
知らんがな(´・ω・`) 個人主義しゅきしゅきニホン人たーくさん居てそうなフランス人とカンケーしてんだから、増田も最大限自分勝手に利用したらー