https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200623/k10012480321000.html
スウェーデンでも元々、日本で言う強制性交罪に「暴行脅迫要件」はあった。これがだいたい2017年位まで。
国民的議論の上で、明確な自発的YESがない限りそれ以外のセックスは全てレイプとする、ということになったのである。
そして、他にも監護権のある立場からのセックスは同意があろうともレイプとすると見なし、また同意が必要な場合にもその確認を怠ってはならない、としたのである。
まず、これらのことを知らず、上の記事のブコメで違和感を表明したり同意書云々の話をする人が多いのにちょっとだけがっかりする。
スウェーデンだって実際にレイプを裁くには、色々と証拠固めを普通にするのである。
例えば酔っ払って連れ込んでいたと認められるのであれば、明確な同意を示せる状況ではなかった、などである。
揉めたら揉めたで、法廷で審判する以外にはない。そこは今までと変わらない。
そうではなくてぇ、レイプをどうにかして減らすことに意味がある。
暴行脅迫という極めて曖昧な条件では、認定は難しいケースが多いのだ。
スウェーデンだって、被害を申告しなかったりするケースが多いし、まともに調べてもらえないケースも結構多かったのだ。
スウェーデンはさらに一歩進んでYESと言えなければ全てNOである。
暴行脅迫或いは抗拒不能が認められないと無罪だなんて、馬鹿な判決を許してはならない。
確実にそうなると思うので、女性はしっかりNO或いはセックスしたい時にはっきりYESと言う、男性はムードへったくれと言わない、あくまでもそれはそれとしてYES・NOを明確に確認する、と言う意識を持たないといけない時代が来るので心しなければなるまい。