2020-04-14

anond:20200414090242

国全体の資金需要資金調達しての支出ISバランス投資)と資金供給(貯蓄)は一致するのだから

家計資金供給側として、企業資金供給側なら政府資金需要にならんと経済がどんどん低下していくよ。

そして、企業資金供給側なのにフリーハンド減税をしまくった。減税された金は溜め込まれさら経済を落とした。

財政均衡を狙いたいのなら企業資金需要側になるように、貯蓄を減らして設備研究投資を増やすように導かないとならなかった。だけどそれもしなかった。

間違った政策を30年やったからの失われた30年。ましてや今回はコロナで人死まで生まれる。

今はどう見たって医療用品以外前向きな設備研究投資は起きない上に、企業がいつまで持つかとリスクが取れない状態

そもそも民間が取れるリスクなんて限られてるんだよ。民間万能主義が間違ってたってこと。民間で受け止められる容量を超えるリスク政府が取らないとならない。

あと、財政破綻自国通貨建て借金では起きず、外貨借金で起きる。国際収支の経常赤字とき外貨借金は増えるが、日本は今厚い経常黒字を出している。

財政出動は景気を良くするから輸入を増やす働きがあり、経常赤字側に傾けるが、経常黒字を維持している範囲では問題ない。

てか、経常黒字を維持するにはなおさら民間海外に物を売る必要があるからこそ、設備研究投資を導かないとならない。

今まで財務省がやっていた財政均衡主義は、最後の落とし所(=企業資金需要側に回り、財政出動しなくても景気が回っていく)も見極めず、

また誤った財政破綻論(=借金財政破綻が起きる。だがあくまで起きるのは外貨借金によるもので経常黒字下では増えない)によるもので最悪な行為

財務省たちは善意でやってたというのだろうが、誤った正義感ほど迷惑ものはない。

記事への反応 -
  • 左はともかく右も れいわは否定するけど 普通に赤字国債積み上げて財政悪化させるの悪でしかないんだけど 現状少子高齢化で先がない日本でそこまで強気になれる理由がわからん

    • 国全体の資金需要(資金調達しての支出、ISバランス投資)と資金供給(貯蓄)は一致するのだから、 家計は資金供給側として、企業も資金供給側なら政府が資金需要にならんと経済が...

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