1)
例えば「孤独な人ほどクリエイティビティが高い」とか、弱者(大衆)が喜びそうなネタを考える。テーマはなんでもいい。「女性が幸せな職場は生産性が高い」とか、要は世間受けしそうな話を考える。
2)
それを英語で表現した場合の検索ワードを考える。例えば上の場合だと「Solitude(孤独)」「creativity(クリエイティビティ)」「Study(研究)」とか。
3)
そのワードで英語ニュース記事を検索。ポイントは「Study(研究)」とか「Study finds(研究結果)」とか、研究系に結びつく言葉を入れて調べるとただのコラムなどを除外できてよい。医学ネタならPubmed。科学ネタならsciencemag、Sciencedirectとか論文検索サイトでもいい。(その場合はStudyは当然外す)ついでに言うと、こういうニュースだったり論文をバーっとタイトルで見てるともっと変な研究が出てくることも多いので、逆にそこからネタを考えることもできる。
People who seek solitude are more creative, study finds(孤独を求める人はよりクリエイティブという研究結果)
英語読める人は読めばいいし、読めない人は翻訳にかけて最低「どこどこ大学でこんな結果がでた」だけ言えれば詳細はいらないので、全部読まなくていい。
A new study by a group of psychologists at SUNY Buffalo finds that not all forms of social withdrawal are harmful. In fact, the study is the first to find a link between a particular type of social withdrawal and a beneficial outcome — in this case, increased creativity.
4)
これを覚えて、あとはこんな風に喋る。
「本当は、いま孤独を感じている人というのは実は普通の人たちよりもずっとクリエイティブな可能性があるんですよ。これはバッファロー州立大学で行われた研究なんですけど(実験内容)によって、孤独を感じていると答えた人たちとそうでない人たちを比べると、孤独と答えた人たちの方がより仕事で創造性を発揮して、収入も高いという相関性が出てるんですね」
この振る舞いを見ると、この人は普段からめちゃくちゃ論文とかニュースを読み漁っていてものすごく博識なんだと思うだろう。が、実際は逆で、社会の弱者(つまりマス)が好きそうなネタであったりを探して、むしろそこからそれに適した海外論文なり研究結果を引っ張ってくる、というやり方で誰でもメンタリストと同じ話ができる。まあこんな恥ずかしいことをできれば、の話だけど。