2020-02-16

こんな小説どっかにない?

恋人である彼女結婚し、夫婦となった二人の間にはほどなく子どもが生まれふたりは父と母となった。

母となったことで夫とは「家族」という意識が強くなり、妻は夫からの夜の営みの誘いが苦痛になってしまった。

夫は寂しさから風俗で遊ぶようになり、そこで一人の風俗嬢と出会った。

どうにか風俗嬢の注目を集めたくても、ブランドものを買ってプレゼントする金はない。

そこで夫は、髪型コロンネイルなど、細やかな仕草や変化を観察し、風俗嬢を誉めるよう心遣いで気をひこうとする。

風俗嬢にとっては数いるカモの一人という認識だったが、不器用にも必死に食らいつく姿が無様で面白く感じ、次第には日々の暮らし愚痴など打ち明けられる仲になる。

女性と接するにつれ、もしや妻との性生活が疎遠になった原因は、育児生活のために相手リスペクトすることが疎かになっていたのではないかと気づく。

不気味に誉めてくる夫に対して、妻は戸惑う。夫はそれでも粘りに粘るが、妻のそっけなさは相変わらずだった。

ある日、子供が大病を得て床に伏してしまう。看病も追い打ちとなり疲弊する妻を、夫は励ます

つのからか妙な接し方をしてくる夫を気味悪く思っていたが、こうして寄り添い励ましてくる夫の姿と、不器用なくせに何事にも必死にぶつかっていた昔の夫の姿をダブらせ、妻は少しずつ心が動く。

ひとりの風俗嬢との出会いで、失っていたものを取り戻そうとする夫。夫の必死な姿を見て、日々の忙殺で忘れていた気持ちを思い出してきた妻。

夜の営みは相変わらずないものの、今までにない心の距離感が心地よく、家族はまた日々を暮らしてゆく。

妻は、夫が脱ぎ散らかしたシャツ洗濯機へ入れようとしたとき、胸ポケットから風俗嬢の名刺がこぼれ落ちた・・・・。

文話だよね。自分で書いてて、たいして面白くないわ。俺は団鬼六になれない。

  • 幸子がその名刺を手にしたのは、今日こそ泰司とともに床につく、すなわち、男女の交わりを再び試みようかと、恥じらいとともに一人決意した夜が開けた朝だった。………

  • 相手が風俗嬢じゃなくて水商売の女ならいくらでもありそう。 具体例は思いつかないが。

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