2019-12-28

統計学でつまづいて転んで立ち上がってまたつまづいて

統計との出会いは、大学の1年の実習だったと思う。

座学よりさきに、別の実習で

試験群と対照群のデータ並べて有意差検定してください。

たぶん、まだ統計の授業とかまだだと思うけど、冊子読めばわかるから

ってなノリ。

「ユウイサケンテイ?何じゃそれ?対照群と明らかに数字違うのに、なんの儀式よ?」

そんなこんなで、理屈もわからずt検定。

さっぱりわからなかった。

大学ってのは、高校と違って数字が出てくる実験をやるとこういう儀式必要なのかと思った記憶しかない。

今思うと、あの実験データに対して本当にt検定を使うのが正しかったのかも怪しい。

そうこうして、1年の後期だったか2年次だったか統計の授業を受講する。

正規分布へぇ

気持ち悪い積分記号がたくさんだけど、ふんわり式の意味さえ理解しとけば方程式みたいに解かなくてよいらしい。

教科書の式に四則の計算をして、数表に当てはめればいいなら苦じゃなかった。

帰無仮説対立仮説を立てるっていう基本をすっとばし、とりあえずテストの点さえとれればいいと思って適当パスしたせいか、まったく身にならなかった。

「なんかよくわからんから全部t検定じゃダメ?等分散仮定できるかどうかとかようわからん。F検定すりゃいいの?もう全部ウェルチでよくね?」

と3年次4年次にゼミではインチキ統計処理。

教科書にのるような典型的な間違った処理をしててすんません

転機は就職して10年目くらい、この本を読んでから

実験計画分散分析のはなし―効率よい計画データ解析のコツ』大村

読んでるうちに

統計学って、もしかしてメッチャ便利じゃね?」

ってなってきて、今までぜんぜんわかってなかったことを知る。

疲れたからいったんここまで。後で書くかも。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん