前増田です。
1発しか撃てないZIPガンも暗殺用みたいな使い手がある、というのはWW2のリベレーターみたいな例(あれも本当に使われたかはかなり怪しいらしいけど)もあるけど、操作の撹乱くらいにしか使えなかったかも。
国松長官狙撃事件が失敗したあたり、そもそも普通の銃火器の運用すらかなり怪しい面があったのかもしれないけど…
あとラジコンの運用については95年5月以降に教団で予定されてたハルマゲドンでは東京にラジコン飛行機でサリンを撒く計画があったらしいです、でも地下鉄みたいな密室で撒いても予想より効果の薄かったような低精製度での実行可能性が謎。
ヘリが飛ばせなかったのもそもそもなんでガスタービンエンジンのやつを輸入したというか、あれまだ教団独自ヘリでも開発したほうが目はあったような(読売新聞Y-1型みたいな感じで)
レシプロエンジンと比べてガスタービンの製作は一気に難易度が上がる(大戦末期に旧日本軍が満足にB-29の迎撃ができなかったのもタービン過給器の製作にことごとく失敗してまともな高高度檄撃機がなかった故)し、最近ある3Dプリンタ製のタービンブレードもあれ粉末金属のレーザー焼結冶金だからみんなが想像する普通の3Dプリンタと全く違うし、2019年でも素人がおいそれとできるわけではない。
エンジンがレシプロで、あとは航空機体の設計製造ができる人がいれば飛行機つくるのは皆さんが想像するよりかはそこまで難しくはないです、うちの学校でも卒研で複葉レシプロ機つくって実際に飛ばしてたし。
個人的な感想だけど全体的に、早川紀代秀を始めとして理系人材が化学・バイオ系に偏ってたのがこの辺の機械・航空への軽視の原因なのかなあと。当時の大学の方針よく知らないけど、バイオ系が流行ったのももうちょっと後だったっけ?