■【悲報】新車を買った高校生、教師にキーを強奪され泣き寝入り

http://alfalfalfa.com/articles/266060.html

16歳の高校生が車を購入した件について、は学校側がカギを取り上げて車の売却か退学かを選択するように迫ったとのことで、コメント欄では学校への批判が溢れている。

これを教師目線で解説してみる。

一般的な学校の対応としては・・・

入学時に、在学中に車やバイクを所有しないこと、免許を取得しようとしないことを誓約書に記入させる学校が一定数ある。

私の勤務先の私立高校、卒業した出身の公立高校では同様の誓約書を新入生は提出することになる。

この学校も同様であれば、そもそもこの生徒に課せられる一番一般的な処分は退学である。

しかし現実的な対応として、車を手放すなどの覚悟を示すことによって謹慎・停学で済ませてあげよう、といった処分は大いにあり得る。今回のケースはこれの可能性がある。

アルバイトについても・・・

そもそもアルバイト禁止の高校は全国的に非常に多い。見つかった場合は１～２週間程度の謹慎になることが多いだろうか。

これも併せて無期謹慎以上の処分が確定することもあるだろう。

どちらにせよ、学校側としてはかなりの恩情処分である可能性がある。

一方、財産の没収という観点では・・・

これは問題がある可能性があるが、良かったら詳しい人教えてください。

スマホが授業中に鳴った、とかでのよくある対応としては

・反省文を書かせて放課後に返却

・反省文を書かせて放課後に保護者を呼び出して保護者に返却

・1週間預かり、反省文を書かせて以下略。「没収」とは言わずに「預かる」という言い方をするのがミソ

下にいくほど田舎の学校のやり方な印象です。

まとめると・・・

この生徒は

１．誓約書を入学時に記入して

２．がっつりその内容に違反して

３．学校側はあくまで「鍵を預かり」

４．車を売却することで謹慎に済ませようと「説得」したが

５．本人はその場の流れでよく分からず鍵を渡して、「退学」のワードが頭に残った結果

６．本人の理解は「没収された上に退学を迫られた」

となったのではないか。あくまで想像だけどさ。

鍵を保護者に返却していないのであれば、リスク管理の甘い昔ながらの田舎の学校だなーというイメージはするが、

大筋では似たような対応をする学校が非常に多数あるかと思います。

そんなに学校の対応ってヘンですか？

Permalink | 記事への反応(6) | 19:43

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