保育士の仕事を侮っている人は知識を覚える事と実践する事の区別がついていないじゃないかと思う。
例えば下記(実践すべきことの一部だけど)を覚えたからって、簡単に実践できる人がそんなに多いのかという話。
想像だが保育士の仕事を侮っている人は暗記は出来ても実践は出来ない人も多い気がする。
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000160000.pdf
① 保育士等との信頼関係に支えられて自分自身の生活を確立していくことが人と関わる基
盤となることを考慮し、子どもが自ら周囲に働き掛けることにより多様な感情を体験し、
試行錯誤しながら諦めずにやり遂げることの達成感や、前向きな見通しをもって自分の力
で行うことの充実感を味わうことができるよう、子どもの行動を見守りながら適切な援助
を行うようにすること。
② 一人一人を生かした集団を形成しながら人と関わる力を育てていくようにすること。そ
の際、集団の生活の中で、子どもが自己を発揮し、保育士等や他の子どもに認められる体
験をし、自分のよさや特徴に気付き、自信をもって行動できるようにすること。
③ 子どもが互いに関わりを深め、協同して遊ぶようになるため、自ら行動する力を育てる
とともに、他の子どもと試行錯誤しながら活動を展開する楽しさや共通の目的が実現する
喜びを味わうことができるようにすること。
④ 道徳性の芽生えを培うに当たっては、基本的な生活習慣の形成を図るとともに、子ども
が他の子どもとの関わりの中で他人の存在に気付き、相手を尊重する気持ちをもって行動
できるようにし、また、自然や身近な動植物に親しむことなどを通して豊かな心情が育つ
ようにすること。特に、人に対する信頼感や思いやりの気持ちは、葛藤やつまずきをも体
験し、それらを乗り越えることにより次第に芽生えてくることに配慮すること。
⑤ 集団の生活を通して、子どもが人との関わりを深め、規範意識の芽生えが培われること
を考慮し、子どもが保育士等との信頼関係に支えられて自己を発揮する中で、互いに思い
を主張し、折り合いを付ける体験をし、きまりの必要性などに気付き、自分の気持ちを調
整する力が育つようにすること。
⑥ 高齢者をはじめ地域の人々などの自分の生活に関係の深いいろいろな人と触れ合い、自
分の感情や意志を表現しながら共に楽しみ、共感し合う体験を通して、これらの人々など
に親しみをもち、人と関わることの楽しさや人の役に立つ喜びを味わうことができるよう
にすること。また、生活を通して親や祖父母などの家族の愛情に気付き、家族を大切にし
ようとする気持ちが育つようにすること。