2019-08-27

「夢を持たせる」に対する違和感

夢の定義って難しいけど

例えば「スポーツ選手になりたい」とか「歌手になりたい」みたいな、「超低確率成功する目標」みたいな感じない?

子供が夢を語るのはわかるんだけど、子供に夢を語らせたり、夢を持つことは良いことみたいな風潮は

おっさんになってみてから考えると結構疑問だ

 

高い目標重要なのは分かる

目標に対してどうアプローチするかというのは人生に置いて非常に重要

そして目標というのは案外達成した後が危なかったりするからギリギリ到達できるか、もしくはギリギリできないくらいの高い目標が有ると長期で色々上手くいく

とは言ってもそれはあくまで「高い」であって「高すぎる(無理ゲー)」ではない

夢はどちらかというと無理ゲーの面が強すぎる

 

もちろん無理ゲーレベルの高すぎる目標であっても

盲目的に突き進む間は夢に向かって邁進しているわけだから努力させる釣り餌として効果はあるんだけど

よほどアホじゃない限り二三手目で無理ゲーだと悟って辞めてしま

それじゃ意味がない

「行けるかも?」と思えるくらいの方が長続きする

 

子供に限らず教育文脈でさせるべきは

・高い目標を持たせる

目標の難度を教えてあげる

目標に対しアプローチ計画・行動)させ随時アドバイスする

挫折したとき、達成した時の行動を指導する

 

であって、夢を見させるのはどうも違う気がする

話のネタくらいにはなるだろうけど

 

もちろん夢に向かって邁進している子に「無理だからやめろ」というのはNGだが、夢や目標がない子に「夢を持て」は違うだろう

それより高い目標を持たせたほうが良い

エベレストより高尾山

偉い人は「大志を抱け」みたいなことを言ったりするが、それはそいつにとっては一般の言う大志がせいぜい超えられる高いハードルしか無かったっていうだけの生存者バイアスから真に受けないほうが良い

 

_____

 

モチベーションの掘り下げを目的にして夢を考えさせるというのは確かにいかもしれない

 

1.自分は何がしたいか

2.それは実現可能

3.どのような手順で実現するべきか

4.実行

5.振り返り、改善

この順で言えば1番か、そもそも2〜5を教育のシーンで聞いたことがない気がする

1年周期が基本の教育では無理なのかもしれないけど

(1番についても、課題を出されはするが方法論については聞いたことがないな)

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