安室ちゃんの引退の際もうんざりしたのだが、「本当のファン」とは一体何を指すのか。
嵐が活動を休止するというニュースは、あまりジャニーズに詳しくない私でも大きな出来事だと思う。
「一度見れなくなる前に生のライブを見てみたいな」と思い、どんなライブなのかTwitterで「嵐 ライブ」で検索するとこんな意見で萎えた。
「本当に行きたい人が行けるライブを」「安直な考えでライブに来てほしくない」
どうやら私のようなテキトーなファンがチケットを当てると、「本当に行きたい人」の席を奪うようだ。
いや別によくないか?確かに私が嵐の熱狂的ファンで長年応援しており、全公演チケットを応募するもすべて落選、悔し涙に濡れているところを目の前にチャラい奴が「嵐のライブ、なんとなくチケット応募したらとれちゃったっすわwwwww」とかぬかしてきたら石を持って殴りかかってしまうかもれないが、そんなもの超個人的な八つ当たりでありチケット当選については批判される行為ではない。
私はイモトアヤコの安室ちゃんを応援する姿勢は素敵だと思うが、「最後だから行っとこうかなみたいなの一番腹立つ」という発言はどうしても腑に落ちない。
ある種のオタクにとってライト層は人権がないかの如く扱うが、優遇されなくてもいいけど差別はされたくない。
時間やお金を比べたら確かにライト層の方が出費は少ないだろう。運営も多く投資してくれるファンの方が大事だがら優遇はするべきだと思う。
だが、私と嵐(または私と安室ちゃん)の思い出も知らないくせに、「私の方が思いが強い」とはマウントをとられたくないものだ。
新規ファンを既存ファンが減らしてどうする。「最後だから身に行こうかな」と見に行って、「もっと早く見に行けばよかったァァ!」と後悔するのは私の勝手である。そうする権利は誰にでもある。