一連の流れでも改めて思ったけど、Twitterで過剰にオタクを叩いてる人ってのは90年台のあの事件の際にオタクを叩いていた人たち(とその人達に影響を受けた人)で間違いないと思う。
はてなにいる人ならサブカル・アートの文脈の人はもう言うまでもない。
でもそれ以外にもいるよね?
今まで問題にされてこなかったけど、はっきり言う。
それは腐女子(の中の一部)の人たち。
でもこの文章の意味するところは、男性オタクを盾にして隠れていた女性オタクが相当数いるという事実を示してる。
しかし、一方でセーラームーンの全盛期であった90年台の情勢を考えるとおそらくこの世間から隠れて男性オタクを批難していた人たちというのは腐女子なんじゃないかということ。
自分たちの腐女子趣味が政治的に相当やばいと思っていて(この思考自体が相当問題)、それを問題として堀り起こしかけた男性オタクを恨んでいる人がかなりいるんだと思う。
フェミニズムが2000年台にメインストリームに迎合してLGBTに事実上の差別的扱いを行ったり、いまでもTwitterでLGBTにヘイトまがいの放言を繰り返してる人がいるのと状況が凄く似てる。
公だの何だの言う単語を持ち出すのも、モドキという言葉を使って人を峻別しようとするのもネット右翼の自分を「普通の人」と呼ぶ心性とすごく似てる。
オタクモドキという言葉を初めて聞いた時、ネトウヨの使っているある蔑称を思い出した。
ネトウヨの中で以前流行していた蔑称として「チョウセンヒトモドキ」というのがある。
彼らはこの言葉で韓国の人を「人間から外れていて、騙そうとしている人たちだ」と峻別していた。
私はこの「オタクモドキ」という言葉を聞いて、更にそれに乗っかっている人をみて、あきらかにラインを超えていると感じた。
今まで誰も言わなかったように見えるからはっきり言わせてもらう。
(全てではないけど)腐女子界隈の人は自分たちの内包された差別意識と向き合うべき時がきた。
時代は変わりつつある。