8年前に国会議員の秘書が1億円強盗やってて逮捕されたというニュースを見てさ、当時の記事やネットの反応をググってみようと思ったわけよ。
まず「1億円 強盗 京都」で検索するでしょ。そしたら今日の「逮捕された」ってニュース記事が一斉に並んで、当時の記事は全然わからない。ここまでは想定内。
だから期間指定検索で「9/25/2010-10/1/2011」と、だいたい事件発生から1年くらいの猶予をもって範囲指定したの。
それなのに検索結果に並ぶのは、今日の「逮捕された」っていうニュース記事ばかりで、当時の記事が一つもない状態。はっきり言ってGoogleって期間指定の意味ないよねって改めて思った。
トップに並んでるマスコミの記事は、今日作成のはずなのにグーグルは何故か2010年9月30日作成って認識しちゃってるわけよ。それだけならましても検索結果には2001年2月1日作成されたと判定されてる記事も並んでる。期間指定の範囲外なのに何故この記事はここにいるのだ。
まあでも、こんなポンコツ具合はすでに何度も経験していることでこれも想定内である。
だから俺は除外検索ワードをつけた。今日の逮捕記事を排除するためだ。「-8年前 -秘書」。これで逮捕記事は全滅し、当時の記事だけが残るはず。
でも、全く当時の京都の1億円強盗事件の内容は出てこないわけよ。これはおかしい。いくらマスコミが当時の記事を消しているからってブログなどの反応すら出てこないのはおかしい。「現金」とか「左京区」とかより詳細な検索ワードを追加しても全く出てこない。
とりあえず、事件当時ちゃんと報道されていたことを確かめるためにTwitterで時間指定検索して「1億円 強盗 京都」で検索。あっさり出てくる。当時のニュースサイトはさすがにリンク切れになっていたけど、記事タイトルをグーグル検索すると、記事を転載している当時のブログ記事が出てくる。
改めてもう一度Googleで「1億円 強盗 京都 -8年前 -秘書」を検索。
すると、なんと当時のブログ記事があっさりトップに出てくるではないか。さっきまでは全く出てこなかったのに、これは何で?
何ということだろう。
Googleは2010年の記事を、2010年に期間指定して検索できない仕様になっていたのだ。
これはもう笑い通り越して呆れる。