2018-09-13

旅行会社被災地をどう思っているのか。

私の趣味旅行パンフレットを眺めてどこに行くか考えることだ。実際に旅行することもないわけではないが、やはり遠方だと妄想旅行で終わってしまうことが多い。

で、旅行代理店の店頭にはこれでもかと色々な旅先のパンフレットが並んでいるわけだけど、つい最近被災したばかりでまだボランティアの受け入れすらままならないような場所のもの普通に置いてある。

まだ東北のように被災してから年数が経っているところなら分かるけど、北海道なんか大丈夫なのかよおいと思う。関西方面場所によってかなり被害の差はあるようだけど、平年のように「そうだ、京都行こう」とか気楽に行っていいものか気になる。

倉敷は有名な美観地区は無事らしいけど、すぐそば豪雨の爪痕が残っていたらなんだか複雑な気持ちになるんじゃないかという気がする。

今の時期だと紅葉シーズン年末年始の予約を受けるつもりなのかなと思うけど、特に夏の短い北海道紅葉見物に行くなんて可能なんだろうか。

明らかに無理そうな場所は始めからパンフレットを置かなければ良いのにと思うけど、少々先の日程なら現地経済のためを思って予約できる状況にしておく方が親切なのか。

私の考えでは、行ってもいい条件って、

ライフラインが復旧しており、現地の人が普通に暮らせるプラスアルファ程度の余裕がある。

物流交通機関問題なく動いており、現地の人が暮らすために必要物資の他に観光用の土産物観光施設用の食料品などが普通に供給可能である

○少なくとも多くの観光客が訪れるであろう場所にはあまり被害がなく、二次災害の恐れも極めて少ない。

…という感じなんだけど、現地の人はどう思っているのだろう。

混乱の極みにある被災地だとボランティアの受け入れさえ手間であろうと思われるのに、呑気に観光で行って良いものだろうか。東日本大震災ときを思うと何でも自粛すれば良いというもんでもなさそうだが、自治体別に観光に来てよし」「近隣在住の被災支援ボランティアだけ受け入れる」とか意思表示をしてほしい。

まぁ一番大変なとき観光を受け入れるかどうかとか考える余裕もないんだろうけど、北海道沖縄行きのパンフレット普通に旅行代理店の店頭に並んでいるのを見ると、「これでいいのか?」ともやもやする。

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