2018-09-09

ソーシャルゲーム公式放送におけるガチャ費用

ガチャ要素を持つソーシャルゲーム公式放送で、出演者連続ガチャを引かせることがある。

あのガチャ費用は、どこから出ているのだろう?

いくつか考えてみたけど、漏れや誤認が色々ありそう。

ログインボーナス詫び石などの、配布ゲーム通貨

コンプライアンス法律上、税務上、いずれも問題は無い。

ただ出演者がそれなりにアクティブユーザーだと、貯めた配布ゲーム通貨なぞ放送前に使い切ってしまうのではないか

出演者の自腹

他の出演者視聴者ガチャ引けと煽った結果、出演者が自腹を匂わせながら連続ガチャを引く公式放送を見た覚えがある。

あれっていじめ強要パワハラのような、コンプライアンス上の問題にはならないのだろうか?

ノルマを達成するための自爆営業とは少し違うか。

出演者の経費

出演者が自腹を切るが、後で経費として確定申告すれば税制面での控除が効く。

YouTuberによる非公式放送ではありそうだけど、公式放送でもやるのかなあ。

運営企業によるゲーム通貨操作

運営企業による、ゲーム通貨操作もしくはガチャ操作

バレると、視聴者不公平感、裏切られた気分を感じてしまうためか炎上案件になりうる。

考えられるのはこんなところだろうか。

(1)通常より遥かに少ない対価で、ガチャを引ける設定にする

(2)ゲーム通貨が無くても、ガチャを引ける設定にする

(3)予めガチャ必要ゲーム通貨を、運営企業から出演者に送る

オーブ一個ガチャ」でWeb検索すれば、(1)が疑われて炎上した事例が出てくる。

(2)が疑われる公式放送も見たことがあるが、ユーザ数が少なかったからかゲーム外までは炎上せず自然鎮火していた。

(3)は後述。

運営企業による現物支給

運営企業から出演者に対して、ゲーム通貨出演者に事前に支給する。

ゲーム通貨は通常の通貨と異なり、さらガチャ代になるので、実質的現物支給となる。

この現物支給労働基準法24条に適合しているかが疑問。

賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならない。」

この条文の後、但し書きで通貨以外のもので支払って良い場合が書かれている。

例えば労働組合労働者代表と、現物支給に関する協定を結んでいれば良いのだが、

ゲーム通貨ガチャ結果を現物支給として認めるような協定を結んでいる企業はどれだけあるのだろうか。

運営企業による費用支給

ゲーム通貨相当費用を出演料に上乗せして、運営企業出演者に支払う。

使用用途ゲーム通貨としてガチャ代に限定される以上、その費用現物支給に近いのでは?

  • だいたいは出演者本人のアカウントじゃなくてテスト用アカウントじゃない?

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん