本気で恋をしてみたい、とふと思った。
女性とお付き合いしたことは何度かあるが、半年ぐらいで「必要とされている感がない」というような理由で別れを切り出されることが多かった。
今までそんなに気にもしていなかったが、先ほどダーリン・イン・ザ・フランキスの最終話を見終えた。それでちょっと気持ちが揺らいだのでここに書くことにする。
どういう話なのかWikipediaから引用するとこんな感じ。
高いエネルギー効率をもつ「マグマ燃料」の採掘によって地殻変動や環境破壊が進んだ世界。荒廃した地上で生き抜くため、人類は巨大移動要塞都市を建造し、その中で生活していたが、謎の巨大生物叫竜(きょりゅう)が出現し、平和を脅かしていた。これに対抗するため、天才科学者集団「APE」はフランクスという男女二人乗りの巨大兵器を開発。そのパイロットであるパラサイトとするためだけに、名前ももたないコドモ達を育成していた。
(引用ここまで)
ネタバレになると申し訳ないのであまり話の中身には触れないでおくが、このコドモ達は当然パイロットとして戦うためだけに育てられているので「人に対して好きという気持ち」を持つ人はほとんどいない。大人たちは不老不死を手に入れているので他人との関わりが薄い。
ところが、主人公やヒロインがちょっと変わっていて(誤解を恐れずに言えば、「異端児」である)主人公が属するグループではそれに触発されて「人に対して好きという気持ち」を持つ人がたくさん出てくる。
ロボットアニメが好きなので見てたのだが、「人に対して好きという気持ち」にもフォーカスが当てられているような気がして自分を振り返るきっかけになった。
自分はこのアニメに登場する多くのコドモ達と同様に他人に恋をしたことがない気がする。もちろん、友達として好きな人はたくさんいるが、他人に恋をしたことがない気がする。
成人男性は恋しない