女性専用車両が差別かどうかとか、瑣末だとおもう。男が悪いとか、フェミニストが悪いとか、敵を勘違いしている。基本、悪いのは社会。日本社会が痴漢を許容しているので、痴漢が無くなりません。
電車内の痴漢は、性犯罪の中でも、自助努力(治安の悪いところに住まない、夜一人で歩かない等)で危険な場所を回避できないので、特殊な犯罪です。でも、電車内は鉄道会社が完全に管理しているので、鉄道会社がその気になったら(例:すべての車両に防犯カメラを導入)ほぼ根絶できます。どのような防犯カメラが有効かについては警察庁が7年前に報告書を出しています。
http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/h22_chikankenkyukai.pdf
防犯カメラの導入がされていないのは、コストが見合わないからです。鉄道業界は競争の形態が特殊な業界です。特殊なケースを除いて、別の鉄道会社への乗り換えはとても困難なので、鉄道会社が痴漢発生率を低めるような努力をしても、売り上げ増にはなかなかつながりません。そのため、利益追及が目的の鉄道会社の自助努力は期待できません。
これを変えられるのは、監督官庁、具体的には国土交通省鉄道局です。例えば、国土交通省が、電車内での痴漢を含めた犯罪発生率を減らすように指導すれば、防犯カメラの導入を含めた防止策が本格的に動き出します。
それを今していないのは、鉄道局が、指導の副作用を考えるとそこまで痴漢の発生率を下げる必要はない、と判断している、ということです。カメラの導入にはコストがかかるので、運賃が上がるかもしれません。また、人命が関わるわけでもない犯罪のために規制を増やす、というのは規制緩和の流れに逆行しているのですべきではない、と考えているのかもしれません。鉄道局が動いていないのは、圧力をかけるような国会議員やワイドショーがないからです。
具体的に何されたの?
週に3回はゆるやかな痴漢にあい、週に一回は本格的な痴漢にあう。仕事に遅れるから通報はしていない。
おちんぽもおちんぎんも欲しいんですね わかります
行政が本来やるべき事はマンション開発の制御や大都市圏流入のコントロールだよ。 監視カメラ設置や輸送力強化はあくまで対処療法でしかない。
満員電車の解消、という課題は、満員電車内の痴漢の撲滅、に比べて範囲が広すぎて、痴漢解消のためには悪手だとおもう。具体的なアクションに結びつかない。 土地利用の規制は、...
https://anond.hatelabo.jp/20180218082007 「未来に起きるかもしれない犯罪被害を防止するために、大部分は全く無関係であろう特定属性の国民の権利を制限する」という政策は、相当慎重である...