2017-11-28

貴乃花親方の「沈黙戦略の狙いと結末予想

貴乃花沈黙戦略を伴ったものなのか真偽は不明であるが、「利得を最大化する戦略」として適切である

その「狙い」と「戦略」、今後の「結末」をまとめた。

まず貴乃花親方の「最大限」の狙いは、以下すべて達成すること。

協会改革暴力パワハラ排除の明文化

日馬富士断酒謝罪会見

貴ノ岩地位確保

これら全部が日馬富士協会から提示されれば、貴乃花の狙い通りで、示談成立、嘆願書起訴回避、両者復帰となる。

一方、貴乃花の最悪シナリオは、協会第三者委員会)主導で、両成敗で、協会何も変わらないこと。

 ※ 相撲協会に限らず、第三者委員会は信用できない

   「茨城・中3自殺第三者解散」:https://mainichi.jp/articles/20170613/k00/00m/040/066000c

そこで利得を最大化するためにはどうすればよいか

その戦略の一つとして、貴乃花親方の行動が当てはまる。

それが「沈黙作戦」。

示談交渉刑事裁判の両方を考慮し、「被害者から要求提示しない」。

示談交渉の面で不利にならないため

    上限を自分から明かさない。

    交渉スタートラインになってしまう。

刑事裁判の面で不利にならないため

    示談交渉で過大な要求をしていると受け取られると不利に。

    被害者が不誠実と受け取られる。

    示談の内容は、あくま加害者から言わせる。

沈黙のもう一つの理由示談刑事裁判以外)

協会自ら考えるため

    押し付けられたもの実効性がない。

最後に、貴乃花親方沈黙戦略の結末は、大きく4つに分けられる。

貴乃花親方の勝ちシナリオ

1. 示談成立で貴乃花要望すべて達成

2. 示談不成立 → 刑事有罪日馬引退) → 協会改革

3. 示談不成立 → 刑事有罪日馬引退) → 協会改革不十分 → 民事協会改革

貴乃花の負けシナリオ

4. 不起訴協会第三者委員会)によるあいまい解決(両成敗)

 協会にとって円満解決

とまぁ、こんな感じで戦略を予想したが、単純に被害者の方から示談要求を出すのは、貴乃花美学に反するから沈黙しているだけかもね。

とにかく現状は、協会から示談交渉待ち。(もう水面下で始まっている?)

書類送検起訴までの攻防が楽しみだ。

書類送検までに、協会果たして改革に乗り出すのか?

日馬富士を救う気があまり感じられないので、刑事事件まで行ってしまいそう。

もし示談・復帰となった場合白鵬の「俺が収拾した」発言が飛び出しそう。

皆さんはどのシナリオを予想する?

  • 今回の対応で貴乃花の評判は地に落ちたでしょ。 だから123のどれかであっても貴乃花の勝ちって事はないと思う。 http://newssoku-trendyz.site/2017/11/21/%E3%80%90%E3%81%8A%E3%81%8B%E3%81%97%E3%81%84%E3%80%91%...

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