2017-11-24

Excelが無くならない理由

環境整備に追加コストや手間がかからない

これが一番大きいのでは。パソコンデフォルトで入っているソフトというアドバンテージは大きい。Webが普及した理由であるパソコンに元々入っているブラウザで見れる」点と同じだ。

使う側にとって扱い易い

これはもう説明不要だろう。例えばレイアウト調整のしやすさはRedmineとかJIRAとかのWebベースツールとは比べものにならない。

評価する側も扱い易い

Excel非難する連中が何故かスルーしているポイントアウトプットはそれを読んで評価する人が居るから価値があるのだ。

評価する人にとっても、特別ソフト特別操作ログイン等)が要らず、慣れ親しんだフォーマット操作感でアウトプットを扱えるというのは、ビジネスにおける必須条件だ。

この話をすると必ず「評価する側も変わるべき」と言う奴が出てくるが、評価する人は同じ職場の人だけではない。「監査法人」もいるのだ。その監査法人監査正当性確保を理由に、監査手段を極端に変えない傾向がある。Excelじゃないと監査を受け付けてもくれないのだ。監査してもらえなかった暁にはみんな東芝状態になる。

もしそれが嫌なら、そこらへんでブログでも書いてるほうが良いだろう。

クラウドによくある「情報漏洩」「サービス終了による取扱不可」のリスクがない

最近は神Excelの代わりにクラウドを使おうと言ってる人が居るが、コストに加え、このリスクが上乗せされることをスルーしている。

まり、神Excelを無くすには、Windowsが無くなるか、Excelに代わるクライアントソフトマイクロソフトExcelの後継として出してくるのを待つしかないだろう。

そして後継ソフトがまた「神○○」と叩かれる未来が来るのである

追記

去年の@ITのこの記事がわかりやす

http://www.atmarkit.co.jp/ait/spv/1612/26/news032.html

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