長女が産まれた際、我が家では女の子の外性器を私の故郷の方言なのかうちの両親による造語なのか判然としない呼称で呼ぶことにした。
夫婦で話し合いは特にしていない。私が勝手にその単語で呼び出したので夫もなし崩し的にそれをそれで呼ぶ様になった。
あるとき夫の実家では女の子の外性器を何と呼ぶのか、夫に聞いてみた。夫には妹もいるので当然あれの呼称はあるものと思ったのである。すると夫の答えは私にしてみれば衝撃的だった。
「え、知らない。」
マジか。
夫曰く女の子の外性器について家族が何か言うのを一度も聞いたことがないという事。夫の土地の言葉でそれを言い表す単語があるのかどうかも夫は知らないし、あれをマンコとかお股などと言う事もないし、そもそも女児の股間について言及するという事が夫の実家では全く無いのだという。
夫の妹が兄弟とは別に隔離して育てられた訳ではないし一緒に風呂に入ってたりもしてたが、親が妹の胯間について言う事は全く無かったのだそうだ。
ええ……。
たとえば「湯船に入る前にはちゃんと体を洗うんだよ、マンコも洗うんだよ」とか「おしっこした後はちゃんとマンコ拭かないと痒くなるぞ」とか言わね?
夫の両親が息子の前では気を遣ってそういう事言わなかっただけなのか?うちの両親が弟がいる場でもそういう事ふっつーに言うのがおかしいのだろうか?
私の実家では女の子の外性器は男の子の外性器がちんちんとかキンタマとか言う風になんか可愛い語感をもつ単語でライトに呼ばれ、その手入れ方法も当たり前のものとして日常会話の中で教えられるともなしに教えられているが、夫の実家ではそうではなかったのであった。
そんな話を聞いた時に、初めて私はでは女の股のあれをマンコと呼ぶのと「(方言?)」(お里が知れるので自主規制)と呼ぶのどっちが良いと思う?と訊ねてみた。すると夫は「マンコはアダルト用語っぽくて嫌だから消去法で[方言?]」と言った。
マンコという単語になんか嫌なイメージがこびりついてる気がして嫌なのは私も同じだ。妙なところで気の合う夫婦である。私達二人とも、あえてマンコマンコとライトに言いまくってマンコという単語に付随する悪しきイメージを払拭しようというどこぞの女性芸術家の様なガッツは持ち合わせてはいないのだった。
という訳で我が家では、現住所のある土地では全く通じないであろう単語で女の子の外性器を、男の子の外性器がちんちんと呼ばれる時の様な気軽さで呼んでいる。
娘達はなんかそういうお年頃なのかよく外性器におを付けて「お○○ー!!」って叫んでふざけているのだが、「君ら幼稚園でもそういう事言ってふざけたりするの?」って聞いたら「恥ずかしいから絶対しない」と言っていた。
たとえば「湯船に入る前にはちゃんと体を洗うんだよ、マンコも洗うんだよ」とか「おしっこした後はちゃんとマンコ拭かないと痒くなるぞ」とか言わね? 言いません。
あなたの父親が相当やばい気がする
気持ち悪い家族
夫の父がコミュ障キモ(元)童貞なんだと思う うちもそうだった
姉がいますが直接的に話した記憶は無いなぁ。せいぜいオシッコが出るところ、くらい。娘にはお股で教えてる。
おめこ。か。 おっちゃんの実家も、家族が女性器の名称を口にしたことは一度も無かったよ。
確かに、俺の小さい頃は家庭でその固有名詞を聞く事は無かった。 お婆ちゃんが「今の若い子は、おマンチョが出ないばかりの恰好して...」と ビキニやレオタード姿を嘆いていたことが...
おまえんちの夫婦はじゃあ言葉攻めはどうやってんの?