2017-08-29

コミケお客様神様になっている

徹夜組スケブおじさん、18禁商品の持ち歩きなど、コミケの客側の問題結構多い

極めつけに、供給側として参加するつもりだった真木よう子が、バッシングにより参加をやめた

ツイッター真木よう子関係について検索すると、「既存の客が喜ぶのか?」とか「コミケに合わない」とかい意見散見される

こういった問題を見ていると、もしかしてコミケお客様たち、自分のことを神様だと思い始めたのでは? と思われてきた

そもそもコミケ同人商品を出してるサークル企業ではない

企業だったらそりゃ売って儲けるのが目的なので、市場リサーチして客が欲しいものを作って売る

ただ、サークル側は別に儲けるのが目的ではない(基本的にはそうだと思う)

サークル側は基本的には売り切るつもりで少量しか発行しないし、売れなかったら売れなかったで委託したり次のコミケに持って行ったりできる

自分が作りたいものを作って、同じ趣味の人がそれを買って、同好の輪が広がればそれでオッケー

からいつ作らなくなったって、それは作り手の勝手から誰も口出しできない

まりコミケってのは絶対にどうあがいてもお客様神様になれない場所なんですよ

どれだけ買いたい人がいっぱいいたって、売りたいって人が一人もいなければ成り立たない市場なんです

正直買う専門の人が一人もいなくたって、売り手の人同士で交流して売買できるし

今回の真木よう子事件も、買い手が「俺たちが買わないものを売ったって意味がない」みたいなケチをつけられる正当な理由はどこにもないんです

真木よう子だって初回は売り手がつかなかろうが二回目三回目は売り手がついてくるかもしれない

真木よう子が参加してたら、さらコミケに興味を持つ人が増えて、多様な売り手が現れてくるかもしれない

そういう明るいコミケ未来を、潰しかねないことをしたと、わかって批判してましたか

コミケオタクのもの、という意見散見されましたが、コミケオタクのものである以前に「売り手のもの」なんです

それは非営利市場であるという以上、どうしても動かない事実です

今回の一件を経て、新たな売り手がコミケに嫌な印象を持たないことを祈るばかりです

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