もともとドラマはあまりみない方だったけど、映画はよくみる方だった。
もともと腐女子で、その後レズとバイの間くらいの女体好きになってきた。なのでLGBT関係の映画とかもわりと見ていた。
その後彼氏ができた。なんと「女体好き?そっかー。女の子かわいいもんね。しょうがないね。てかなんなら彼女もつくっていーよ!」な人なので、今でも円満に交際している。女の子からは非モテ故まだ彼女はいないけど、でも好きな女の子のタイプについては彼とよく話しが盛り上がる。
で、わたしと彼のコミュニケーションは基本的に「遠慮はいらねえ!直球勝負だ!全力を尽くすぞ!」って感じなんだけども(喧嘩しているわけじゃない)。
でも、これが習慣化してからしばらくして、ちょうどAmazon Primeに入ったこともあって、元々好きだった映画趣味にまた手を出し始めた。見たいと思ってた映画をやっと見るようになった。
そしたら、恋愛をベースにした話が、びっっくりするほど面白くない。
葛藤にしてもすれ違いにしても、
「いや、言えよ!」
「伝えりゃいいだろ!」
「そこで黙るからだめなんだろ!」
「コミュニケーションする気あるんか?!」
「全力を尽くせ!まだ手段は残ってる!」
感情移入が難しくなったのかもしれない。
同性愛だろうと異性愛だろうと、結局はコミュニケーション不足でしかないやり取りによって消耗していくカップルの様子を描かれても、なんにも、感動がない。ストレスが溜まるだけ。
「本人たちは手段も選ばずに全力を尽くしていたけれど、不可抗力(政治とか宗教)によりその関係が崩される(殺害とか)」
とか、そこまで行き着いたら、まだ楽しめるんだけれども。なんだろう、そこまで行ったら「目標達成のためのスパイアクション」みたいなのと同類として楽しめるんだと思う。
レズ映画は、女体の美しさが楽しめるうちはいくらかメリットがあるのでいい。だけどしょーもないところで踏ん切りがつかず最善策を選べずにいると、そのうだうだを見るのがしんどくなる。
人生経験によって楽しめるものが増えるってのは聞いたことあったけど、楽しめなくなるものも結構あるもんだね.....。
なんだか残念な気分だ。
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