ファミコンを隠されたり壊されたりしていた昔はなんだったのだろうか。
あの当時のゲーム利用者に対する迫害ぶりは、今思えば異常そのものでしかなかった。
今や大人も、プレイステーション3や4、ニンテンドースイッチ、スマホでピコピコ♪とゲームする時代。
昔を想うとしんみり来る。ゲームに理解のある大人たちに囲まれている今の子供たちは幸せだろう。
圧倒的な影響力を持っていたテレビに親が洗脳されていて、昔は、びくびくしながら、そして申し訳ない気持ちを頭の片隅に残しながらゲームをしていた。
スポーツをして皆でわいわいするのが"正義"であり、それが子供のあるべき姿だとされていた、あの時代。
今は良い時代になった。ツイッターやはてな匿名ダイアリー等のSNSを上手に使えば、世論を動かせるとまでは行かないが大きな一石を投じられる時代になった。
迫害や弾圧は悪である、多様性を大切にしよう、という時代になった。
まだまだゲームやアニメ、漫画等を、昔のテレビの洗脳じみた「ゲームは悪」「アニメは悪」「漫画は悪」な"色"を引きずっている大人は少なからず居るが、そういった声は少数派になっているのを感じる。
プロゲーマーという職業が生まれ、ウメハラ や ときど といった、世界大会で優勝し、世界中で尊敬と支持を集める者が出てきて、メディアへの露出も少しづつではあるが増えていっている。
ヤフーニュースにもその記事があるが「ゲーマーなんて・・・w」というコメントに低評価と反論が大いにつく時代を、今生きている。
テレビや新聞の偏向報道の悪影響により反社会的で、堕落的趣味かのごとく弾圧や迫害じみた扱いを受けていたゲームへの理解が浸透し続けている今を見ると、そう感じる。漫画にしても、アニメにしても。