2017-08-19

助けてと言えない人が助からないのはなぜか

https://anond.hatelabo.jp/20170817225450

ブコメに、

何を主張することもなく、全存在が、ただ存在する、というそれだけで自動的に救済されているべきであり、「助けてほしいと正確に叫ぶことができる人が助かる」ような社会肯定されるべきではない。

「かわいそう」って思われないと助けてもらえなくて、「かわいそう」って評価が嫌いな人が助けてもらえない印象。

とあるが、この二つは根本的に間違っている。

なぜ、助けてと言えない人が助からないのか?それは、助けてと言えない人は助けられてもそれを受け入れることができないかなのだ。助ける側の問題ではなく、助けられる側の問題なのである

きっとこれを読んで、助けられる側に問題があるからからないなんてのは残酷だ、と思う方もいらっしゃるだろう。けれども、そもそもかると言うのはどう言うことなのだろう?

それは、助けられる側の問題解決した状態、と言うのではまだ足りない。助けられる側が助かったと思える状態まで行かないと助かってはいないのだ。

まり、助けられる側が助かったと言う認識を持たねばならず、この点をクリアするために必要なのは助ける側が助ける行為をすることだけではなく、助けられる側がそれを受け入れるということが必要だ。助けられるということは受動的に与えられる救いではなく、能動的に動かねば掴めない幸せなのだ

から、助けてと言えない人、自分は助かりたいのだということに素直になれない人は、どうあがいても助からない。

そして、素直に助けてと言えない人はたくさんいる。助けの手を差し伸べられても、過去経験からそれを疑ってしまってそれを掴めない人はいる。助けてもらっても、助けてもらった自分をかわいそうだと思われた自分だと認識して助けてもらったことを否定してしまい、元の地獄に戻ってしまう人もいる。そのほかにも、様々な理由で助けてと言えない人は本当に多い。

そういう人々が助かるためにはどうしたらいいのか?

助けてと言えない理由千差万別だが、助かるための処方箋はたった一つである

それが、素直になることなのだ。

素直に助けてと言えばいい。助けの手を素直に信じればいい。助かった時に素直にそれを受け入れればいい。

それで裏切られることがないとは言わない。

しかし、努力が必ず人を報いるわけではないが成功のためには努力必要なのと同じように、素直になったからといって必ず助かるわけではないが助かるには素直さがどうしても必要なのだ

助かったと思うことが助かることなのだから

【追記】

素直でないと助けないという恣意的な言い換えでワロタ

違うよ。確かに、助かりたいのならば素直になれ、という話だけれど、素直じゃない人にも助けの手を伸ばしている人はたくさんいるよ。元増田もそう。だから、素直にそれに気づいてくれ受け入れてくれ、って話だよ。

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