人事制度が、少し前に変わったが、はじめは、その裏にある腹黒い仕掛けに気がつかなかった。
この制度は、当初、というか、今でも多くの社員は勘違いをしているようだが大きな流れで見直すと、あまりの稚拙なやり口にあきれてきた。
こんなこと、正々堂々とやっているようでは滅びますね。
しかも、日本の企業は、人事担当者だけの、昔で言うところのギルドを作っていて、横並びの制度、世間からたたかれないリストラ手法の
情報交換をしているとしか思えないぐらい、各社そっくり。本当のことは知らないが。日本の人事部というサイトで交流を図っているようだ。
まずは、最初のきっかけとして、数年前に実施したリストラで、さんざん世間からたたかれたのが始まりだ(と思う)。
当初は不思議に感じたのは2つ。
1つは、社員の平均年収を下げるために、階級ごとの年収をシフトさせて、ベテランの年収を下げた。
2つ目は、評価制度。いままでは、上司からトップダウンで、目標が指示されて、いわゆる普通の業務指示スキームだった。
ところが、今回から、上司からは何も指示されず、自分でやることを考えて、宣言するという変なスキームに変わった。
また、ベテランの年収をさげたところで、将来、平均年齢が上がってきたら、また同じことの繰り返しになるので、場当たり的な対策にも思えた。