2017-08-05

性の対象とされる比率に男女差はあるか?

性犯罪被害率などから一般的には男性より女性の方が性の対象として見られる比率が高いと思われているが実際はどうだろうか?

確かに、性犯罪被害にあったことのある女性は、性犯罪被害にあったことがある男性より遥かに多いが、

それらのケースの殆ど若い頃に被害にあったという話である

「性の対象にされる」というのを性犯罪などの「行為」を行う対象ではなく、いわゆる「性的まなざし」を向ける対象という意味で捉えると、

男性女性に向けるまなざしよりも、むしろ女性から男性に向けられるまなざしのほうが広く深い用に思える。

例えば、男性向けのアニメ漫画アイドルなどのコンテンツで出て来る女性の多くは若く、目が大きく、髪が長い。

年増キャラなどにおいても、見た目は現実女性に比べてだいぶ若くがかれている。

一方で女性向けのコンテンツに目を向けると、そこで消費される男性像は少年から壮年まで幅広く、

ハゲやちびやデブといった一般的マイナスと言われる要素もある種の清潔感がある前提ではあるが許容されている。

近年で言えば星野源のようなイケメンとは言えない男性が人気を集めていることからもそれは伺える。

これらのことを考えると、性的対象とされる比率を単純な数で表したならば、そこに有意の差はないと思われる。

しろ結婚などの社会的な状況においては、年齢や容姿などの変えられない資質努力次第で美点に変えられる男性の方が有意であり、

タイムリミット存在し厳しい、ルッキズムさらされる女性の方が不利と考えられる。

しかし、現実には実際には男性の方が未婚となる傾向が高い。

理由は少し考えれば分かることである

いくら需要となる容姿や年齢の幅が広くても、男性自身対象範囲が狭い以上、小さいパイを奪い合うことになるのは必然である

まして若い女性は同世代若い女性のみをライバルとしていればいいのに対し、男性はほぼすべての同性がライバルということになってしまう。

かくして男性の方が需要が高いにもかかわらず、恋愛弱者男性大量生産されるのである

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