一週間前のニュースだが、 Cherが八月で全店閉店と聞いて、
全盛期を目の当たりにしてきた世代としては世の中に永遠不滅のブランドはないのだなあとしんみり。
こと、ウィメンズは。
世の中のOLが狂ったようにアールジーンを何本も買いあさり(一本万単位のデニムが死ぬほど売れた素敵な時代)、
雑誌の付録バッグは旅行に行く時の着替え仕分け入れで、大変お世話になりました。
そういえば、七里ガ浜にCherShoreができてすぐ、友人が合コンで知り合ったヤングエグゼクティブ(死語)とデートに行って、
「全然俺好みじゃない」って言われてなんも買ってもらえずに、その場で別れて帰ってきたったいう世知辛い話を聞いた。
保守的な男ウケする感じではなかったんだよな、Cherって。いい意味で。
大人気だった頃、どのアイテム見てもセレクトも可愛くてキュートで、全部即売れそう売る自信あるよ自分の店の商品とオール交換してくれ…と、
ちょうどその頃在籍してたアパレル会社が完全に傾いててやめる直前で、沈みゆく船の商品力ってこんなに急激に落ちていくのか…とつくづく目の当たりにしていたので、
ちなみに、
「白いカーディガンとゆるふわ淡い綺麗色ワンピは鉄の板」っていうセンスないコーデをもう10年同じこと100回ぐらい書いてるが、
ほんとテッパンすぎて泣ける。
嘘だと思うだろう。本当に20年ぐらい変わらずにテッパンだぞ。
世の中はかなりの高確率でこのコーデが好きだ。
付録バッグのブランドという奇妙なレッテルから逃れられなかったんだね・・・・