給料は下がったし、
通勤は大変だし、
キャリア的にも下がったし、
そういう可能性が少しはあるはずだ。
そう思って転職した。
覚悟していたけど、
嫌いじゃないけど、
年齢も下という相手を先輩にしながら、
それでも腐らずに、
そう思いながら、
できることを見つけながらひたすら頑張ってきた。
ダメ出しもたくさんされる。
どんなに数字だしても上に上げてもらえない。
数年早く入っただけで、
仕事頑張ってるとは思えないような、
そんな人が直属の上司で。
実績で認められるまでは、
我慢して頭を下げようと決めていた。
けど数年、自分なりに頑張ったと思う。
いまの部署でいちばん数字を出しているのは自分だと言えるようになった。
それでもまだ下っ端だ。
この日々はずっと続くのかなと正直諦めかけてもいた。
このまま今の上司たちの下に居続けるしかないのかな、と思っていた。
このまま認めてもらえないのかな。
悩ましい日々が続いていた。
自分の昇進には影響しないだろう、と思っていた。
褒めてくれてはいるけど、
それ以外の能力を買ってもらえるところもない。
面談のたび、単にこの人は褒めて人を伸ばそうとする人なのであって、
それ以上ではないんだろう、
自分だけではなく、
多分みんなを個別に褒めているのだろう、としか思っていなかった。
そんな日々が報われた。
会社が今後一番力を入れていくだろう新事業の中心に抜擢された。
その人が推薦してくれたらしい。
こんな仕事ができたらいいな、
と思っていたそういう事業に関われる。
嬉しくて仕方ない。
転職してよかった、
やっとそう思えるようになった。
わくわくがとまらない。
嬉しくて嬉しくて、
どこかに書いておきたかった。
頑張り方は間違ってなかったんだ。
仕事頑張ろう。