もう10日も前の話だけど、イナズマロックフェスの2日目に行った。
途中で中断されたことはニュースになったけど、あんまりレポを書いている人がいないので、自分用に残しておこうと思う。
現場にいた人間としては、滝のような雨と常に雷の音が近くていつ落ちてくるか、という感じだったので中止以外になかったと思う。
長くなるので結論が知りたい人はこれで止めてもらってOKです。
初めての参加だったのでお昼前には会場に着くようにしたものの、まずバス乗り場の運動公園のグラウンドがぬかるんでいて靴に水がしみこむ。
その時点で雨はもう降っていたので、カッパ着用の人が多かった。
バスは台数も多くてそんなに待たずに乗れたが、会場近くになると道路が片道一車線でなかなか進まない。
普通の路線バスを使用していてぎゅうぎゅうに人が詰めこまれている中、20分の予定が40分くらいは立ちっぱなしだったと思う。
会場に着くがグッズ売り場もそんなに人はおらず、みんなフードエリアのテントの中に閉じこもるか、雨の中お昼を買うために飲食店に並んでいる状態だった。
私もとりあえずまだ人が少ない店にならんで、とりあえず腹に詰めこむ。この時点で確か1時前くらい。
市長挨拶の直前に有料エリア(C4)に入る。その間土砂降りの雨が降ったりしたので心の中では「もう帰りたい…」と思っていた。
2時になってやっとオーラルが始まる。この頃はまだ雨の強さは顔を上げられるくらい。みんなも元気だった。
2時半、とにかく明るい安村。安定感がすごい。指先がふやけてきたのでヤバいな、と思った記憶がある。
3時、HKT。雨が上がってきた。カッパが脱げるくらい。HKTのグッズはサイリウムのみだった。男らしい。
4時、ゲスの極み乙女。。演奏は良かったけど川谷氏のMCは早口すぎてよく分からず。演奏開始あたりからまた降り始め、途中から雷の音が遠くでし始める。
4時半、さらば青春の光。ステージを見るどころじゃない。雨粒が大きく滝のような雨なので、俯いてじっと耐える。
その後MCの方が出てきて「様子を見て、5時半まで待つ」とのアナウンス。雷が近いので、しゃがんで待つよう指示。足元が芝生でぬかるんでいるため座ることができず、皆立ったり座ったり。
これからが本番という人が多かったので、帰る人はあまりいなかったと思う。気温は高かったので寒くはないものの、雨がひどくなるばかりで不快感がとんでもなく、とりあえず我慢するしかなかった。
5時過ぎ、貴教が出てきて中止のアナウンス。最後方エリアなのでどうせ規制退場の順番は最初だろうと思い、出口へ。
エリアの出口で思いっきり泥に足を突っ込みながらもバス乗り場へ向かう。地図を見ないと分かりにくいが、歩いたのは一般入場口にから出た、フリーエリアの後方にある道。
バス乗り場の行列はフリーエリア内のアーティストグッズ物販エリアに隣接する道にできていたので並び直す。列自体は進みが早いように思ったが、乗れたのは6時半くらいだった。
この時乗り場の案内のお兄さんが「あと2万人残ってます」と言っていた。みんな最初は雷の音にビビっていたものの、だんだん気にせず歩くようになっていた。
とりあえず前に人についていく、ぐらいの思考能力しか残っていなかったと思う。正直、その辺の記憶があんまりない。
運動公園に着いたのは7時半くらい。グラウンドの泥水を蹴飛ばしながら歩き、電車に乗れたのは8時過ぎくらいだった。
駅で使えなくなったカッパを回収していたのには本当に助かった。途中で少し破れたので迷わずブチ込ませてもらった。
私はまだ早い方だし、今回クロークの出し入れが遅かったらしいので、預けていた人はもっと大変だったと思う。
天候のせいなので誰が悪いわけでもないのだけれど、今年唯一の夏フェスだったので残念なことになってしまった。
みんなお疲れさまでした。