一つ目。シュトヘルの十三巻を読んだ。シュトヘルは相変わらず美しくてかっこよかった。反面、スドヘルがとてもかわいかった。
あと、ハラバルの馬の描写に度肝を抜かれた。確かに黒馬だけどさ、ベタだけで描き表すか普通って思った。あれ、ベタだけじゃないのかな。
もう一つハラバル関連。竹を弓で放つってすごいね。怪物だよ、こいつ。いろいろと背負ってるけど。
なんかメルミといい感じだから、生き残ったら二人で過ごしてほしいな。結局ユルールも死んでしまいそうだしさ。
主要人物の誰かには生きていてほしい。生き残っても、みんな業を抱えすぎてるから辛いんだけど。
未来で、スドヘルが残した手紙がスズキさんに届いてるといいな。
次の感想。瑪瑙之竜を読んだ。秘密結社ものとでもいえばいいのか。よくある構成で、とても読みやすかった。
ただなあ、基本的に一話完結だったからなのか、最終話への導線が弱かったかなあ。大きな物語を作っていたわけじゃなかったのが要因なのかも。
キャラクターが持つギミックはそれぞれ凝っていて愛着がわくものばかりだったので、もっと続いてもよかった気がした。残念。
そんなに長く続けるつもりもなく、見切り発車でスタートしたのかもしれないと邪推する。
次の感想。ダンジョン飯の三巻を読んだ。この巻ははじめて怖いなって思った。とくに大ガエルが怖い。
あの無表情と、反射的な食いつき動作は、結構シリアスに魔物の恐怖を描いているなって思った。
思えば、二巻のケルピーにも真摯な眼差しがあったようなきが気する。さすが大人気漫画だなって思った。
次。ストラヴァガンツァの五巻を読んだ。内容の舵を大きく切ってから初めての大きな山場を迎えたこの巻。セポイヤの迫力がすごかった。戦闘シーンがかっこういい。
反面、そうなるのが当然なんだけど、足を狙われてから一気に形成が逆転したのが呆気なかったかなあって思った。まあ痛いよね。間接ぐりぐりって結構えぐい攻撃だもの。
巻末の展開は、きれいごとなんだけ、絵になる理想論だなって思った。こういうのはべただけど、嫌いじゃない、むしろ好きかもしれない。
でもなあ、オルグが改心しないことには戦争が止まらないさそうなんだよなあ。改心したら改心したで肩透かしを食らった気分になりそうなので、これからの展開が難しそう。
まあ色んなパターンがこれまで作られてきたから、そのうちのどれかになるんだろうけど。はてさて。
今回はここまで。関係ないけど。とつくにの少女って漫画に手が伸びてしまった。ジャケ買いですよ、ジャケ買い。
でもねえ、二巻だったんですよねえ。とてもかなしい。読むに読めないのです。